報道発表資料

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1997年06月02日

環境月間国際シンポジウム「環境企業のアクションプラン~環境報告書の役割~」の開催について

環境庁は、環境月間行事として、事業者が自主的に作成する「環境報告書」をテーマとした国際シンポジウム「環境企業のアクションプラン~環境報告書の役割~」を開催する。
 このシンポジウムは、事業者と市民のパートナーシップ形成に重要な役割を果たす「環境報告書」の意義を考えるとともに、事業活動に伴う環境負荷項目を適切に抽出し、将来的な負荷低減目標を表記しているなどの模範的な環境報告書の作成事例を広く紹介するために開催されるもの。
 本シンポジウムでは、「環境報告書」策定の先進的地域である欧州(英国、UNEP)からの講師による講演や「第1回環境アクションプラン大賞」(社団法人全国環境保全推進連合会主催)の受賞作品(同日公表)や受賞者の環境保全への取組状況の紹介などが行われる。
1 期 日  平成9年6月6日(金)10:00~16:30
       (受付開始時間は9:30)
2 会 場  国際連合大学本部3階国際会議場(東京都渋谷区神宮前5丁目53ー70)
3 参加料  無 料
4 主 催  環境庁
5 後 援   国際連合大学
6 協 力  地球環境パートナーシッププラザ
7 対象者  企業、環境カウンセラー、地方公共団体職員等、300名程度


<プログラム>
  [午前の部] ・基調講演「企業の環境報告書ーUNEP5段階評価」
           講師:UNEP(国連環境計画)Industry and Environment所長
               ジャックリン・アロワジ氏
         ・特別講演「環境報告書の作り方」
           講師:(株)エコマネジメント研究所代表  森下 研 氏
  [午後の部]  ・第1回「環境アクションプラン大賞」受賞作品紹介
           受賞者のうち、9社から、自社における環境保全への取組についての説明を行う。
         ・特別講演「欧州の環境報告書とグリーンコンシューマーリズム」 
           講師:サステイン・アビリティ社(英国)代表
               ジョン・エルキントン氏
         ・パネルディスカッション「環境報告書に期待される役割」
           パネラー:環境監査研究会 後藤敏彦氏
                ジャックリン・アロワジ氏
                ジョン・エルキントン氏
                環境庁長官賞受賞者のうち3社
                環境庁企画調整局環境保全活動推進室長 竹内恒夫
連絡先
環境庁企画調整局企画調整課環境保全活動推進室
室  長:竹内 恒夫 (6196)
 専門官:森下 哲   (6272)
 主  査:三輪 孝之 (6271)