「平成１３年度温室効果ガス排出量算定方法検討会」の設置及び第１回検討会の開催について

1. 検討会開催の背景・趣旨
   　
   　地球温暖化対策の推進に関する法律施行令第３条第１項の規定に基づき毎年度、別に政令で定めることとされている係数（排出係数）等の検討を行うほか、気候変動枠組条約科学上及び技術上の助言に関する補助機関での決定（FCCC/SBSTA/2000/5,40(c)）において2001年よりできる限り適用することとされている「優良事例指針と不確実性管理」（ＩＰＣＣグッドプラクティス報告書）に基づいて算定方法等の評価・検討を行うため、平成１３年度温室効果ガス排出量算定方法検討会を設置する。
   　検討会の下には、インベントリＷＧ及び５つの分科会（エネルギー・工業プロセス分科会、運輸分科会、農業分科会、廃棄物分科会、ＨＦＣ等３ガス分科会）を置く。検討内容は、以下の通り。
   　

   [1]	施行令に基づく温室効果ガス（二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、ハイドロフルオロカーボン、パーフルオロカーボン、六ふっ化硫黄）の排出係数の設定に関すること
   [2]	各排出源の温室効果ガス排出量の算定方法等の評価・検討に関すること
   [3]	排出量の不確実性評価に関すること
   [4]	ＱＡ／ＱＣ（品質保証／品質管理）計画※１の検討に関すること
   [5]	国家インベントリ報告書（ＮＩＲ）※２の作成に関すること

   　

   ※１	：	ＱＡ／ＱＣ計画とは、インベントリの透明性、一貫性、比較可能性、完全性、信頼性を向上させるために必要とされる品質管理活動及び品質保証のための検討手順に関する計画であり、インベントリ作成に際し従うこととされているＩＰＣＣグッドプラクティス報告書に、ＱＡ／ＱＣ計画に関する規定がある。国家インベントリ報告書にＱＡ／ＱＣ手順に関する情報を含むことが規定されている。
   ※２	：	第５回気候変動枠組条約締約国会議（ＣＯＰ５）において決定されたインベントリ報告ガイドライン（FCCC/CP/1999/7）において提出することが規定されているが、我が国ではこれまで提出していない。

   　　
2. 第１回検討会の開催について
   　

   （１）	日　 時	：	平成１４年２月１日（金）１４:００～１６:００
   （２）	場　 所	：	環境省第１会議室　２２Ｆ
   （３）	議　 題	：	排出量算定に関する今後の検討課題と検討の基本方針について
   （４）	傍　 聴	：	本会合は公開です。傍聴を御希望の方は、こちらから傍聴登録を行って下さい。（申込は終了しました）。また、ＦＡＸにてのお申込の場合は、「平成１３年度温室効果ガス排出量算定方法検討会（第１回）傍聴希望」と記入し、住所、氏名、勤務先、電話番号、傍聴券の送付先（e-mailもしくはＦＡＸ番号）を明記の上、平成１４年１月１６日(水)正午必着で、以下の宛先までお申し込みください。申し込みは傍聴希望者一人につき１通とさせていただきます。 　なお、一般の傍聴可能人数は２０人を予定しておりますので、傍聴希望者が２０人を超えた場合には、抽選といたします。 　また、〆切後、傍聴いただける方には傍聴券をご指定いただいた送付先（e-mailもしくはＦＡＸ）にお送りいたしますので、当日必ずお持ち下さるようお願いいたします。 　（傍聴いただけない場合はその旨のご連絡をいたします）
   			※	マスコミ関係の方は、傍聴登録は不要です。当日、受付にて身分証明書を御提示下さい。ただし、カメラ撮りを御希望の方は、会合の前々日の17:00までに下記連絡先までお申し込み下さい。また、カメラ撮りは会議の冒頭のみでお願いいたします。
   （５）	連絡先	：	環境省地球環境局地球温暖化対策課内
   			平成１３年度温室効果ガス排出量算定方法検討会事務局　担当：尾崎
   			電話：03-5521-8249　 ＦＡＸ：03-3580-1382

添付資料

• 「平成１３年度温室効果ガス排出量算定方法検討会」検討委員
• 「平成１３年度温室効果ガス排出量算定方法検討会」検討委員[PDFファイル](印刷用) [PDF 8 KB]