報道発表資料

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2001年12月28日
  • 地球環境

平成14年度地球環境保全関係予算案について

環境省は、このほど、関係省庁の平成14年度地球環境保全関係予算(案)を取りまとめた。
 平成14年度政府予算(案)における地球環境保全関係予算(案)は9,803億円で、平成13年度予算額と比べた伸び率は51.9%となった。

 主な概算要求・要望は以下のとおり。
 (単位の記述のないものの単位は百万円。本頁及び次頁において括弧内は平成13年度予算)

1. 国際的枠組みづくり 138億円

   地球環境保全のための国際的な枠組みづくりを積極的に推進する。
  京都メカニズム運営等経費(環境省) 108 (   0)
  国連を中心とした環境問題への取組に対する支援等(外務省) 6,097 ( 5,341)
2. 観測・監視、調査研究 1,101億円

   地球環境保全のため、その科学的基礎となるデータの整備・調査研究を行う。
  地球温暖化の影響と適応戦略に関する統合調査費(環境省) 201 (   0)
  地球温暖化総合モニタリングシステム基盤強化費(環境省) 150 (   0)
  地球温暖化が農林水産業に与える影響の評価及び対策技術の開発(農林水産省) 399 (   0)
  人・自然・地球共生プロジェクト(文部科学省) 3,867 (   0)
  地球温暖化に対応した国土保全支援システムに関する研究(国土交通省) 135 (   0)
  環境対応型交通管制モデル事業(警察庁) 1,208 (   0)
3. 技術開発、普及 4,441億円

  低公害車普及促進・技術開発等
 (環境省、国土交通省、経済産業省等関係省庁)
8,172 ( 4,992)
  断熱材フロン対策検討調査(環境省) 41 (   5)
  自動制御・マネジメントによる建築・設備の環境負荷低減技術に関する研究(国土交通省) 50 (   0)
  地球環境変動が水資源に与える影響評価及び対策技術・手法の開発(国土交通省) 65 (   0)
  モーダルシフト推進のための次世代内航船(スーパーエコシップ)の研究開発(国土交通省) 390 (  154)
4. 環境協力の推進 256億円

   開発途上国の地球環境保全のための努力に対し、資金、技術の両面において協力していく。
  国際開発金融機関を通じる援助等(環境関連拠出金)(財務省) 973 ( 1,879)
5. 環境配慮 5億円

   政府開発援助の実施に際しての環境配慮を強化する。
6. 国内の持続可能な社会の実現に向けた取組 3,863億円

   身近な生活を地球環境保全型にしていく。
  省資源・省エネルギー型国民生活促進(内閣府) 66 (  71)
  脱温暖化地域構造改革事業費補助(環境省) 200 (   0)
  高効率給油器の導入促進(経済産業省) 4,355 (   0)
  地球温暖化防止のための緑づくり国民活動推進事業(農林水産省) 510 (   0)
  TDM等実証実験の推進(国土交通省) 769 (  700)
  自然再生事業(河川環境整備)(国土交通省)    
    13,261の内 (13,791の内)

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課
課   長:寺田 達志(6710)
 課長補佐:米谷 仁  (6711)
 担   当:井上 直己(6716)

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