報道発表資料
1. | 環境省では平成10年から、樹木の二酸化炭素吸収量等の調査を通じ、地球環境保全の啓発等を図ることを目的に、小・中学生を対象に「こども葉っぱ判定士」事業を実施しています。今回からはCOP7の合意を踏まえ、京都議定書の目標達成のためには、吸収源の対策を本格的に進めていく必要があることから、吸収についての理解と行動を得るための事業として位置づけました。 |
2. | この「こども葉っぱ判定士」事業においては、事業パンフレットに基づき簡易な方法で樹木の二酸化炭素の吸収量等の調査を行い、調査した結果を平成13年9月30日(日)までに送付いただいた参加者4,050名に「こども葉っぱ判定士」課程修了の環境大臣認定証を交付いたします。 |
3. | また、小学生又は中学生のグループで、「こども葉っぱ判定士」事業の趣旨を踏まえ、樹木の働きに関する調査・研究を行った成果を壁新聞にしてまとめた作品の中から、特に優秀な作品を作成した小学生・中学生各1グループに大臣表彰を行うこととしています。併せて、優れた作品を作成した小学生・中学生各1グループに財団法人日本環境協会理事長表彰を行います。表彰式は平成13年12月25日(火)に環境省において行います。 |
- 平成13年度「こども葉っぱ判定士」事業の概要
(1) 事 業 対 象 : 小学生及び中学生 (個人参加が原則・小学生は保護者等と共同での参加も可能)
(2) 実 施 期 間 : 平成13年7月上旬~平成13年9月30日(日)
(3) 参 加 方 法 : 参加希望者は環境省作成の『「こども葉っぱ判定士」事業パンフレット』を入手し、それに従い調査を行う。パンフレットは、あらかじめ環境省から、都道府県・政令指定都市・中核市の担当部局に送付され、これら担当部局等を通じ、参加希望者に配られる。
(4) 調 査 方 法 : パンフレットに基づき次の5つのステップの調査を行う。
ステップ1 1本の木が吸収する二酸化炭素の量を調べよう! ステップ2 身近にある木がどのくらいの二酸化炭素を吸収しているか調べよう! ステップ3 木が吸収する二酸化炭素量と自動車や人が排出する量を比べてみよう! ステップ4 家庭から出る二酸化炭素量を調べてみよう! ステップ5 木が吸収する二酸化窒素と二酸化硫黄の量について調べよう!
(5) 結 果 報 告 : 参加者はすべてのステップの調査結果を、パンフレットにある結果報告用紙(一人に付き1枚。コピー可。)に記載し、あて先を記入し切手を貼付した封筒(認定証送付用)を添えて、平成13年9月30日(日)まで(消印有効)に下記の送付先あて送付する。
<結果報告用紙の送付先・照会先> 〒105-0003 東京都港区西新橋1-7-2 虎の門高木ビル7階
財団法人日本環境協会 「こども葉っぱ判定士」係 電話:03-3508-2651
(6) 認定証交付 : 適切に調査を行い、期限までに調査結果を報告した小・中学生には「こども葉っぱ判定士」の課程修了の環境大臣認定証を交付する。
平成13年度環境大臣認定証交付者数(単位:人)
小学生 中学生 学年未記入 計 (2,940)
3,094(1,381)
955(0)
1(4,321)
4,050注:上段( )は平成12年度
- 平成13年度「こども葉っぱ判定士」壁新聞募集事業における表彰について
(1) 平成13年度「こども葉っぱ判定士」壁新聞募集事業の概要 財団法人日本環境協会は、小・中学生のグループを対象に、「こども葉っぱ判定士」事業の趣旨を踏まえ、樹木の働きに関してさらに工夫して調査を行った成果をとりまとめた壁新聞を公募した。
環境省は、壁新聞の応募作品の中から、特に優秀な作品を作成した小学生部門・中学生部門各1グループに大臣表彰を行う。また、あわせて、優秀な作品を作成した小学生部門・中学生部門各1グループに財団法人日本環境協会理事長表彰を行う。
(2) 壁新聞応募グループ数 : 小学生38グループ、中学生10グループ (参考・平成12年度 : 小学生25グループ、中学生10グループ)
(3) 大臣表彰 : 小学生部門・中学生部門各1グループ 〈小学生部門〉「すごい!! 樹木の働き」 千葉県柏市立中原小学校 エコクラブ(6年生)
電話:0471-64-4335 (11名/男子7名、女子4名)
〈中学生部門〉「住中(すみちゅう)における樹木のCO2吸収量の変化」 大阪府大東市立住道(すみのどう)中学校 科学工作部(1年生)
電話:072-872-7351 (10名/男子10名)
(4) 財団法人日本環境協会理事長表彰 : 小学生部門・中学生部門各1グループ 〈小学生部門〉「植物ってワンダフル」 京都市立北醍醐(きただいご)小学校 植物ってワンダフルグループ(6年生)
電話:075-572-5353 (7名/男子2名、女子5名)
〈中学生部門〉「北九州博覧祭は本当に環境にやさしいのだろうか?」 福岡教育大学教育学部附属小倉中学校 クエストタイム科学探究グループ(3年生)
電話:093-541-8621 (5名/男子2名、女子3名)
(5) 表彰式について 表彰式を次の通り開催し、大臣賞を受賞の小学生部門、中学生部門各1グループに対し表彰状及び副賞が授与される。また、財団法人日本環境協会の加藤理事長から理事長賞を受賞の各グループに対し表彰状及び副賞が授与される。
1. 日 時 : 平成13年12月25日(火) 11:00~12:00 2. 場 所 : 環境省第1会議室 (中央合同庁舎5号館22階) 3. 出席者 : 環境大臣 川口順子 財団法人日本環境協会理事長 加藤陸美 受賞の4グループ他
* カメラ撮りを御希望のマスコミ関係者の方は、あらかじめ環境省地球環境局地球温暖化対策課の野口・寺尾までお申し込み下さい。期限までにお申し込みがない場合は、カメラ撮りはできませんので、御了承下さい。 (申し込み〆切: 平成13年12月20日(木)17:00)
添付資料
- 「すごい!! 樹木の働き」1
- 「すごい!! 樹木の働き」2
- 「すごい!! 樹木の働き」3
- 「住中(すみちゅう)における樹木のCO2吸収量の変化」1
- 「住中(すみちゅう)における樹木のCO2吸収量の変化」2
- 「植物ってワンダフル」1
- 「植物ってワンダフル」2
- 「北九州博覧祭は本当に環境にやさしいのだろうか?」1
- 「北九州博覧祭は本当に環境にやさしいのだろうか?」2
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
課 長:竹内恒夫(内線6770)
課長補佐:野口正一(内線6777)
担 当:寺尾 修(内線6777)