報道発表資料

この記事を印刷
1997年05月23日

平成9年度環境の日及び環境月間に係わる行事等について

環境庁では、「環境の日」(6月5日)を含む6月を「環境月間」として、関係省庁、地方公共団体等の協力のもとに各種の行事等を実施している。
 本年は、国連環境開発特別総会、地球温暖化防止京都会議が開かれるなど地球環境にとって節目の年であることから、「地球が発熱!あなたが止める温暖化」を「環境月間」のテーマとして、地球温暖化の防止に重点を置いて、各種の行事や活動を実施する。
 特に、今年の環境月間から来年にかけて、地球温暖化防止のため、一人ひとりが、家庭や職場でできる行動を自ら選んで誓い、実行する、「エコライフ100万人の誓い」を展開する。
 また、「環境の日のつどい」において、今回から地球温暖化の防止に功績のあった個人・団体を表彰し、「エコライフ・フェア'97」も地球温暖化防止を中心に、具体的な行動を広めていくことをねらいとして開催するなど、各種の催しを行う。
  1. 環境の日及び環境月間について
     「環境の日」(6月5日)は、事業者及び国民の間に広く環境の保全について関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという趣旨で、「環境基本法」により定められたものである。
     環境庁では、6月を「環境月間」として、関係省庁、地方公共団体等に呼びかけ、その協力のもとに各種行事を実施している。
     
  2. 平成9年度「環境の日」及び「環境月間」行事について
    (1)  平成9年は、6月の国連環境開発特別総会、12月の地球温暖化防止京都会議の開催など、地球環境の保全にとって重要な節目の年である。このため、今年の「環境月間」は、「地球が発熱!あなたが止める温暖化」をテーマとして、国、地方公共団体、企業、民間団体、国民の参加と協力のもとに、環境の日の趣旨にふさわしい各種の行事等を実施する。
     
    (2)  環境庁としては、地球温暖化防止の取組を強化する必要性について、国民の理解と支持を高めることに重点をおいて、「環境の日のつどい」、「エコライフ・フェア'97」、「低公害車フェア」、「地球温暖化シンポジウムイン静岡」等の開催や「Cool EarthキャンペーンKIDSプロジェクト」等を展開する。(別添資料1)
     
    (3)  特に、今年の環境月間から来年にかけて、地球温暖化防止のため、国民一人ひとりが、家庭や職場で出来る具体的な行動を自ら選んで誓い、実行する、「エコライフ100万人の誓い」を展開する。この運動を全国の広範な層に呼びかけ、100万人へと広げていく。(別添資料2)
     
    (4)  昨年に引き続き、「地球温暖化を防ぐ4つのチャレンジ」を推進していく。
     
    (5)  関係省庁、地方公共団体、事業者等においても各種行事が予定されている。
     
    (6)  環境月間中の環境庁、地方公共団体等の行う各種行事については、環境庁ホームページで情報を提供している。
     環境庁ホームページ  http://www.eic.or.jp/eanet
     
  3. 平成9年度「環境の日のつどい」について
    (1)  6月5日(木)午後1時より、有楽町朝日ホールにおいて環境庁主催の「環境の日のつどい」を開催する。(別添資料3)
     
    (2)  「環境の日のつどい」の概要は次のとおり。
    第一部  ・ 環境保全功労者等表彰式
     環境保全功労者、地域環境保全功労者、地域環境美化功績者等を環境庁長官から表彰をする。
     今年度から、環境保全功労者、地域環境保全功労者に、新たに地球温暖化防止部門を創設し、地球温暖化の防止に関し特に顕著な功績のあった者(団体)の表彰を行うこととした。
     
       第一部終了後 「地球温暖化」広報ビデオの上映
    第二部  ・ お話とコンサート  小室 等
     
    (3) 会場には記者席を設けますので、ご自由に取材して下さい。
     
  4. 「エコライフ・フェア'97」について
    (1)  「エコライフ・フェア'97」は、6月13日(金)から15日(日)に池袋サンシャインシティ文化会館2階展示ホールD他において開催される。
     主催は、環境庁、東京都、(財)経済広報センター等で構成される「エコライフ・フェア'97実行委員会」。(別添資料4)
     
    (2)  このフェアは、エコロジカルなライフスタイルを実現し、広めていくことを目的に、行政、企業、民間団体などの出展により、各分野での環境保全への取組を伝えるとともに、環境を守るために私たちが知りたいこと、実行できることについて、会場の展示、セミナー、クイズなどを通じて楽しみながら理解を深めるものである。
     
    (3)  今回は、テーマゾーンにおいて「地球温暖化防止」をテーマに、地球温暖化問題の現状と将来、これに対する行政や事業者の取組を映像やパネル写真で紹介する。
     
    (4)  今回のフェアを幅広く知らせ、活用してもらうために、NTTの協力を得て、ホームページを開設する。
         ホームページへのアドレスはhttp://www.wnn.or.jp/wnn-eco/fair/
     このホームページでは、エコライフ・フェア'97の概要や展示内容を紹介するのに加え、地球温暖化防止のための各分野での取組、地球環境ゲームなどについても紹介している。
     また、このホームページは、エコライフ・フェア'97終了後も各地のイベントやセミナーなどにも活用できるよう、情報を更新しながら続ける予定である。
     
  5. 平成9年度環境の日及び環境月間のポスターについて
    原画制作者 KUNTA(林 弘隆)
    プロフィール 1953年、岐阜県生まれ。デザインスタジオを経てフリー。
      現在キャラクターデザインを中心に「WE LOVA THE EARTH」をテーマとしたイラストレーションを展開中。
     

*別添資料については、添付ファイル参照

添付資料

連絡先
環境庁長官官房総務課広報室
室 長:石野耕也(内6139)
 補 佐:桑田信男(内6149)

環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
調査官:小林正明(内6760)
 補  佐:大庭一夫(内6757)