報道発表資料
環境省は、リスクコミュニケーションの取組の一環として、化学物質と環境円卓会議の開催に合わせて、「リスクコミュニケーションのホームページ」を開設しました。
本ホームページには、リスクコミュニケーションの事例集や関連情報、PRTRデータを読み解くための市民ガイドブックなどを掲載しています。このうち、リスクコミュニケーションの事例集は、リスクやリスクコミュニケーションについての基礎概念、国内の事例、米国・カナダの事例を示しています。
環境省では、今後とも、リスクコミュニケーションに関する情報の提供や人材育成を進めつつ、本ホームページを充実させていく予定です。
本ホームページには、リスクコミュニケーションの事例集や関連情報、PRTRデータを読み解くための市民ガイドブックなどを掲載しています。このうち、リスクコミュニケーションの事例集は、リスクやリスクコミュニケーションについての基礎概念、国内の事例、米国・カナダの事例を示しています。
環境省では、今後とも、リスクコミュニケーションに関する情報の提供や人材育成を進めつつ、本ホームページを充実させていく予定です。
- 趣旨
化学物質やそれらを含む製品は私たちの日常生活に非常に身近なものですが、化学物質による環境リスク(人の健康や生態系に影響を及ぼすおそれ)は多くの人々にとって極めて難解です。
このため、化学物質に関するリスクコミュニケーションの推進により、広く市民、産業、行政の間で情報の共有・共通理解の形成、相互の意思疎通の促進を図り、環境リスクの管理についての社会的な合意形成のための基盤を構築し、国民の安全と安心の確保を図ることが極めて重要となっています。
環境省では、リスクコミュニケーションの一環として、PRTR(環境汚染物質排出移動登録)について理解の手助けをする「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック~平成12年度パイロット事業の結果から~」の作成、PRTR対象化学物質のデータベースの整備、人材育成の検討といった各種取組を進めてまいりました。
これらに加えて、市民、産業、行政が化学物質の環境リスクに関して、情報の共有と相互理解を深める場である「化学物質と環境円卓会議」の開催(本日、同時発表)と合わせて、「リスクコミュニケーションのホームページ」を開設し、関連情報を幅広く提供していきます。
- ホームページの概要
このホームページでは、リスクコミュニケーションについて、以下の関連情報を掲載しています。
(1) 内容 [1] リスクコミュニケーション事例集 リスクやリスクコミュニケーションについての基礎概念、国内の事例、米国・カナダの事例、各種ガイダンス文書についての事例収集。(参考1)
[2] 米国でのリスクコミュニケーション制度の運用実態
米国のリスクコミュニケーションについて、人材活用制度であるTOSC(Technical Outreach Services for Communities)の説明と、カリフォルニア州におけるPRTRを活用した取組。(参考2)
[3] リスクコミュニケーション検討調査 人材育成や[4][5]のガイドブックについての検討やリスクコミュニケーションの実状把握として神奈川県で行ったワークショップ。
[4] 「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック~平成12年度パイロット事業の結果から~」 PRTRを広く一般の方にも活用していただくために、PRTRデータについて分かりやすく解説したガイドブック。3つの章(「知る」→「見る」→「活用する」)から構成されており、最初から見ていただければ、PRTRの概要が理解できる他、興味のあるページだけを御覧いただいても結構です。
[5] 「環境汚染と化学物質-PRTR制度をいかすために-1」 化学物質による環境汚染の歴史や新たな化学物質管理の考え方などについて一般の方向けに分かりやすく解説した小冊子。小冊子が掲載されている(社)環境情報科学センターのホームページにリンクしています。
(2) ホームページアドレス(URL) https://www.env.go.jp/chemi/communication/index.html
添付資料
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課 長 : 安達 一彦(内線 6350)
課長補佐 : 森下 哲 (内線 6353)
担 当 : 相澤 寛史(内線 6358)