報道発表資料
平成13年11月19~20日、チェンマイ(タイ)において、東アジア酸性雨モニタリングネットワークに関する第3回政府間会合が開催される。また、これに先立ち、11月14~16日第1回科学諮問委員会が、11月17日財政措置に関する非公式会合が開催される。
平成10年4月から試行稼動を実施していたネットワークは、東アジア10ヶ国が参加して平成12年10月に新潟で開催した第2回政府間会合における合意に基づき、平成13年1月から本格稼働を開始している。
今次政府間会合では、第2回政府間会合で国連環境計画(UNEP)を将来の事務局とすることが決定されたことを踏まえ、具体的な事務局の内容に関するUNEP提案、ネットワークの財政措置、2002年作業計画及び予算等を決定するほか、科学諮問委員会では、2000年データ報告書、及び本格稼動における各国モニタリング計画、精度保証/精度管理プログラムの実施、将来の研究活動等を検討し、ネットワークの本格稼動を更に推進するための合意形成を目指すことが期待される。
なお、カンボジアからネットワークへの参加申請が出されており、本会議で承認される見通しである。また、ラオスからも近い将来ネットワークへの参加申請が提出される見通し。
平成10年4月から試行稼動を実施していたネットワークは、東アジア10ヶ国が参加して平成12年10月に新潟で開催した第2回政府間会合における合意に基づき、平成13年1月から本格稼働を開始している。
今次政府間会合では、第2回政府間会合で国連環境計画(UNEP)を将来の事務局とすることが決定されたことを踏まえ、具体的な事務局の内容に関するUNEP提案、ネットワークの財政措置、2002年作業計画及び予算等を決定するほか、科学諮問委員会では、2000年データ報告書、及び本格稼動における各国モニタリング計画、精度保証/精度管理プログラムの実施、将来の研究活動等を検討し、ネットワークの本格稼動を更に推進するための合意形成を目指すことが期待される。
なお、カンボジアからネットワークへの参加申請が出されており、本会議で承認される見通しである。また、ラオスからも近い将来ネットワークへの参加申請が提出される見通し。
- これまでの経緯及び会合の趣旨
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(以下、「ネットワーク」という。)は、東アジア地域における国際的な酸性雨対策に向け、共同のモニタリングを行うことにより、酸性雨の状況について各国共同の理解を得ようとする取組である。平成10年4月から試行稼動を実施していたネットワークは、平成12年10月に新潟で開催した第2回政府間会合での「共同声明」に基づき、東アジア10ヶ国が参加して、平成13年1月から本格稼働を開始している。
第2回政府間会合での合意では、第3回政府間会合においてネットワーク手続規則、国連環境計画(UNEP)によるネットワーク事務局設立提案、ネットワークの財政措置、2002年作業計画と予算、ネットワークの将来の発展等、ネットワーク本格稼動を推進していくために必要な議論等を行うこととされている。
また、第1回科学諮問委員会では、各国のモニタリング計画を検証しつつ、2000年モニタリングデータ報告書、モニタリング手法の改善、将来の研究活動等が議論されることになっている。
いずれの会合も、本格稼動が開始されて初めて開催されるものであり、これまでの本格稼動を検証し、ネットワークを更に推進していくために必要な各種合意を目指す。
- 開催主体
主 催 : 東アジア酸性雨モニタリングネットワーク暫定事務局 及び ネットワークセンター ホスト国 : タイ政府
- 期日及び場所
平成13年11月14日(水)~16日(金) 第1回科学諮問委員会 平成13年11月17日(土) 財政措置に関する非公式会合 平成13年11月19日(月)~20日(火) _ 第3回政府間会合 場所 : Lotus Hotel Pang Suan Kaew (チェンマイ(タイ)) 会合事務局 TEL (+66)053 894 692 FAX (+66)053 894 693 - 参加者(予定)
正式参加者: ネットワーク参加10ヶ国の代表及び国際機関の専門家等が参加。 ※ 参加10ヶ国 : 中国、 インドネシア、 日本、 韓国、 マレーシア、 モンゴル、 フィリピン、 ロシア、 タイ、 ベトナム ※ 参加国際機関 : 国連環境計画、 長距離越境大気汚染条約事務局等 オブザーバー: ラオス、 カンボジアの代表、 タイ国内の専門家 事務局: 暫定事務局 (環境省) 及び ネットワークセンター (酸性雨研究センター)
- 連絡先
- 環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課 長:鈴木 克徳(内線6740)
課長補佐:遠藤 肇 (内線6745)
現地事務局 (+66)053 894 692