報道発表資料

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2001年11月05日
  • 自然環境

第2回ラムサールシンポジウム新潟の開催について

渡り鳥や湿地の保全に関する国内外のさまざまな活動事例の報告や討議を行い、湿地の賢明な利用と保全に資することを目的として、ラムサールシンポジウム新潟実行委員会(環境省、新潟県、新潟市、NGOで構成)の主催により、平成13年11月22日~24日に新潟県新潟市において、「第2回ラムサールシンポジウム新潟」を開催することになりましたので、お知らせします。
  1. 概要
     
     ラムサール条約登録湿地である佐潟を有する新潟市において、国内外から湿地の保全や水鳥の保護に関わる行政担当者、研究者、NGO、一般市民の参加を得て本シンポジウムを開催する。特に、ラムサール条約や東アジア地域におけるガンカモ類の重要生息地ネットワーク等国際協力の枠組みを活用した保全活動、調査研究、普及啓発等に関する国内外の事例報告を行うとともに、行政や市民、NGO等の活動の連携や情報の共有化に関するパネルディスカッション等を通じ、わが国の湿地の賢明な利用と保全をよりいっそう進める契機とする。
     なお、ラムサールシンポジウム新潟は、1996年に第1回が開催され、今回が2回目の開催となる。
     
  2. 開催日程及び場所
     
     平成13年11月22日(木)(場所:新潟市万代市民会館6階(新潟市東万代9-1))
     ○ 基調講演「ラムサール条約における湿地の賢明な利用の原則」
     (釧路公立大学助教授 小林 聡史)
    国際ワークショップ
    セッション1 「ガンカモ類重要生息地ネットワーク」
     
     平成13年11月23日(金)
     ○ 国内ワークショップ(場所:新潟市万代市民会館6階(新潟市東万代9-1))
     
    セッション2 「湿地の賢明な利用と保全活動」
    セッション3 「ハクチョウ」
    セッション4 「活動の連携と情報の共有化」
    公開シンポジウム(場所:新潟市民プラザ6階(新潟市西堀通6番町866))
     
     講演I 「コハクチョウの渡りと生態」
      ((財)中海水鳥国際交流基金財団 神谷 要)
     講演II 「トキの増殖と自然復帰への挑戦」
      (新潟県佐渡トキ保護センター所長 近辻 宏帰)
    その他ビデオ上映
     
     平成13年11月24日(土)
     ○ エクスカーション(佐潟等)
    パネルディスカッション(場所:新潟市万代市民会館6階(新潟市東万代9-1))
      「わが国における湿地保全を促進するためのネットワークづくり」
     (コーディネーター:国際湿地保全連合日本委員会副会長 阿部 學)
     
  3. 主催
     
     ラムサールシンポジウム新潟実行委員会
     (環境省、新潟県、新潟市、新潟地域NGO実行委員会、国際湿地保全連合日本委員会及びラムサールセンター)
     
  4. 参加方法
     
     参加を希望される場合は、11月17日までに下記の実行委員会事務局あて、氏名、連絡先(住所、電話、FAX、メール)、所属機関/団体名、参加希望日をファクスあるいはメールにてお知らせください。
     
     ラムサールシンポジウム新潟実行委員会事務局(担当:寺田・木山)
     〒951-8550 新潟市学校町通一番町602番地1 新潟市市民局環境部環境対策課内
     電話:025-228-1000 内線2728、ファクス:025-228-2199
     Email:kankyou@city.niigata.niigata.jp
連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課 長 黒田大三郎(6460)
担 当 中島  尚子(6466)