報道発表資料

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2001年10月09日
  • 自然環境

「生物多様性国家戦略」の見直しに関する中央環境審議会への諮問について

生物多様性国家戦略は、生物多様性の保全と持続可能な利用に関わる施策の目標と取組の方向を定めるものであり、生物多様性条約においてその策定が求められている。
 わが国では、地球環境保全に関する関係閣僚会議において、平成7年10月に決定されている。
 環境省ではこの度、策定後6年を経過したことや、その間の自然環境や社会経済状況の変化を踏まえて、生物多様性国家戦略の見直しについて中央環境審議会に諮問する。
 この諮問は、同審議会に新たに設置される自然環境・野生生物合同部会に付議され、審議が行われる予定である。
 第1回の合同部会は10月17日(水)の予定。
  1. 諮問の趣旨

     生物多様性国家戦略は、生物多様性条約に基づき、各国政府が生物多様性の保全と持続可能な利用に関わる施策の目標と取組の方向を定めるものである。わが国では、地球環境保全に関する関係閣僚会議において、平成7年10月に現行の国家戦略が決定されており、その中で5年後程度を目途に見直す旨記述されている。
     また、近年の干潟や里山における自然環境の保全、失われた自然の再生等に係る国民の要請の高まりなどを受け、自然環境や社会経済状況の変化を踏まえた新たな取組を検討する必要がある。
     このため、平成7年に策定された生物多様性国家戦略の見直しについて、平成13年10月10日(水)付けで中央環境審議会に諮問する予定である。(別紙)

  2. 今後の予定

    (1) 本諮問については、諮問と同日付けで、新たに設置される中央環境審議会自然環境・野生生物合同部会に付議される予定である。なお、具体的な見直し案の審議は、同部会に設置される生物多様性国家戦略小委員会において行われる予定である。

     中央環境審議会自然環境・野生生物合同部会(第1回)
      日時:平成13年10月17日(水) 13:30~14:30
      場所:東条インペリアルパレス 2階「千鳥」
    東京都千代田区麹町1-12
    電話 03-3265-5111

    (2)環境省としては、今年度中に答申をいただき、今年度末を目途に地球環境保全に関する関係閣僚会議において新たな生物多様性国家戦略を決定し、平成14年度から新たな国家戦略に基づく各種施策を政府一丸となって推進していきたいと考えている。

  3. 会議の傍聴

     本会合は公開です。傍聴を希望の方は、往復はがき又はFAXに「第1回自然環境・野生生物合同部会の傍聴希望」と記入し、住所、氏名、勤務先、電話番号、FAX番号を明記の上、平成13年10月12日(金)必着で、以下の宛先(4.連絡先)までお申し込みください。
     なお、一般の傍聴可能人数は、40人を予定しておりますので、傍聴希望者がこれを超えた場合は抽選といたします。
     また、申し込みが往復葉書の場合は返信葉書を、FAXの場合はこちらからの返信を傍聴券といたしますので、申し込みは傍聴希望者一人につき1通といたします。傍聴券は当日必ずお持ちくださるようお願いいたします。

    カメラ撮りを御希望のマスコミ関係者の方は、あらかじめ以下の宛先(4.連絡先)までお申し込みください。
    (申し込み〆切:平成13年10月15日(月)17:00)
    カメラ撮りについては、会議の冒頭のみでお願いいたします。
    カメラ撮りに際しては必ず自社腕章を携帯願います。

  4. 連絡先

    環境省自然環境局自然環境計画課内
     中央環境審議会 自然環境・野生生物合同部会事務局
     担当:小林
     住所:〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
     電話:03-3581-3351(内線6437) FAX03-3591-3228

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
課長:小野寺 浩(内線6430)
企画官:渡辺 綱男(内線6490)
課長補佐:堀上 勝(内線6428)