報道発表資料

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2001年09月28日
  • 保健対策

国際シンポジウム「生態系保全のための化学物質対策」の開催について

従来の我が国の化学物質対策は、人の健康の保護が主な目的とされ、生態系の保全という観点が総じて稀薄でした。しかし近年、環境政策の基本理念として「自然との共生」が唱えられるとともに、内分泌かく乱化学物質による野生生物への影響が指摘されるなど、生態系保全のための化学物質対策に関する関心と取組の機運が高まっています。
 こうした中で、環境省では、化学物質の生態影響に関する内外の専門家を招いて、生態影響の科学的な評価方法やその結果を踏まえた化学物質対策、さらにはそれらの国際的な動向について講演いただくとともに、今後の対策の在り方について討議を行うシンポジウムを開催します。
1. 日  時 平成13年11月9日(金)13:00~16:30
 
2. 場  所 発明会館(東京都港区虎ノ門2-19-14)
 
3. 主  催 環境省
 
4. 参加費 無 料
 
5. プログラム
 
13:00~13:10  開会挨拶
13:10~13:40  講演1 化学物質の生態影響評価の考え方と対策の必要性
 若林明子氏 (東京都環境科学研究所)
13:40~14:10  講演2 化学物質の生態影響評価と対策の国際的動向
 Dr.Tim Bowmer (オランダ、TNO Nutrition and Food Research Institute)
14:10~14:40  講演3 ヨーロッパにおける生態影響評価と対策
 Mr.Finn Pedersen (EU、European Chemicals Bureau)
14:40~15:10  講演4 米国のTSCAにおける生態影響評価と対策
 Dr.Vincent Nabholz (米国、EPA)
15:10~15:20  休憩
 
15:20~16:30
 パネルディスカッション 生態系保全のための化学物質対策の在り方 
 コーディネーター 北野 大氏(淑徳大学教授)
 パネラー 若林明子氏
Dr.Tim Bowmer、
Mr. Finn Pedersen、
Dr.Vincent Nabholz
奥村 彰氏
 ((社)日本化学工業協会環境安全委員会)
中下裕子氏
 (ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
早水輝好(環境省)
 
演題はいずれも仮題。当日は同時通訳を用意
 
6. 申込方法
 先着順に受け付けます。所定人数に達し次第申込を締め切ります。別紙の申込用紙に必要事項を記入し、下の申込先にFAXを送付して下さい。折り返し参加証を送ります。申込み受付期間は10月1日~26日です。また、参加申込書は環境省ホームページ(https://www.env.go.jp/)又は下のホームページからも入手可能です。
 
   (参加申込先)
 (社)日本化学物質安全・情報センター(JETOC)
 TEL 03-3593-1190  FAX 03-3593-1166
 JETOCホームページ http://jetoc.or.jp


参加申込用紙・参加証[DOCファイル](Word形式)

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課化学物質審査室
室   長:早水 輝好 (内線6309)
 室長補佐:新田 晃   (〃  6314)
 担   当:東   利博 (〃  6329)

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