報道発表資料
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の「第2回上級技術管理者会合」が9月19日~21日、新潟市にある(財)日本環境衛生センター酸性雨研究センターにおいて、東アジア9カ国からの参加を得て開催された。
会合においては、各国のモニタリング計画、2000年のモニタリングデータ、将来の研究活動のあり方等について検討がなされた。この結果は、本年11月に開催される第1回EANET科学諮問委員会に提出されるレポートの作成等に活用されることになる。
会合においては、各国のモニタリング計画、2000年のモニタリングデータ、将来の研究活動のあり方等について検討がなされた。この結果は、本年11月に開催される第1回EANET科学諮問委員会に提出されるレポートの作成等に活用されることになる。
1 会合の概要 | |||||||
(1) | 期間・場所 | ||||||
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(2) | 参加者 | ||||||
EANET参加9ヶ国(中国、インドネシア、日本、モンゴル、フィリピン、韓国、ロシア、タイ、ベトナム。マレーシアは欠席)の上級技術管理者、関連国際機関等及び国内の酸性雨問題専門家、環境省、気象庁、新潟県、新潟市、(社)日本環境技術協会、酸性雨研究センター |
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2 会合の結果 | |||||||
(1) | 第1回上級技術管理者会合以降のEANET活動のレビュー | ||||||
本年2月に開催された第1回上級技術管理者会合以降のEANET活動(技術ミッションの派遣、研修活動の実施、共同研究の実施等)のレビューが行われた。 |
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(2) | EANET参加国のナショナルモニタリングプランの検討 | ||||||
試行稼働期間中の経験に基づいて見直された各国のナショナルモニタリングプランについて議論がなされた。各国は、この結果を踏まえ、必要に応じ、ナショナルモニタリングプランについて更に検討を加えることとされた。 |
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(3) | 2000年のモニタリングデータレポートの検討 | ||||||
各国から提出された2000年のモニタリングデータを取りまとめたレポート案について検討がなされた。ネットワークセンター(酸性雨研究センター)は、今後、11月に開催される第1回科学諮問委員会までに、更にデータの精査を進めるとともに、レポート案の修正等を行うこととされた。 |
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(4) | EANET参加国のQA/QC活動のレビュー | ||||||
QA/QC(精度保証・精度管理)活動の一環として行われている分析機関間比較調査(同一の試料を用いて分析結果を比較するもの。)の結果を取りまとめたレポート案について検討がなされた。ネットワークセンターは、今後、11月に開催される第1回科学諮問委員会までに、追加的なデータ解析を進めるとともに、レポート案の修正等を行うこととされた。 |
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(5) | モニタリング方法の改善についての検討 | ||||||
ネットワークセンターから、EANETの乾性沈着タスクフォースで作成した大気濃度自動計測器に係るQA/QCプログラム(最終案)に関する説明及び土壌・植生タスクフォースで作成中の土壌・植生モニタリング戦略ペーパーの作成状況に関する報告が行われた。 |
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(6) | 酸性雨に係る将来の研究活動の検討 | ||||||
EANETにおいて今後進めるべき研究活動(当面の具体的活動及び中長期的課題)について検討が行われた。ネットワークセンターは、今回の意見等を踏まえ、今後、11月に開催される第1回科学諮問委員会に提出する研究活動に関する提案書を作成していくこととされた。 |
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(7) | その他 | ||||||
今後の研修活動、機器の維持管理及び標準品の確保など、参加各国が比較可能なデータを得るために必要な対応に関する意見交換等が行われた。 |
- 連絡先
- 環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長:鈴木克徳(6740)
補佐:遠藤 肇(6745)
係長:海東 聡(6745)