報道発表資料

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2001年09月12日
  • 地球環境

「アジア太平洋地域における沿岸及び海洋エコシステムの陸地に起因する汚染からの保護に関する地域ワークショップ」の開催について

アジア太平洋地域における陸上起因の廃水からの海洋環境の保護に関するUNEP主催の標記国際ワークショップが9月25~28日に富山市内で開催される。
 会議では、この地域の12カ国の行政、研究者等が出席し、陸上起因の廃水の管理に関する地域ガイドライン、対応施策及び協力関係の構築等について議論が行われる予定である。
1 . 趣旨
   アジア太平洋地域では、沿岸の都市域に人口が集中しているとともに、家庭や工場等からの廃水の多くが未処理のまま海や河川に流入しており、これに伴う海洋汚染が重要な問題となっている。
 また、国連環境計画(UNEP)では「陸上活動からの海洋環境の保護に関する世界行動計画(GPA)」に基づき、陸上活動による海洋環境への影響を防止するための活動を推進している。
 今回のワークショップは、この一環として世界の8箇所で実施される予定の地域ワークショップの一つであり、アジア太平洋地域の重要課題である陸上起因の廃水からの海洋環境の保護をテーマとして開催される。
 会議には、この地域の12カ国の行政及び研究者等が出席し、陸上起因の廃水の管理に関する地域ガイドライン、対応施策及び協力関係の構築等について議論が行われる予定である。この結果は、今年11月にカナダで開催される予定の「陸上活動からの海洋環境の保護に関する世界行動計画第1回政府間レヴュー会合」で報告される予定である。
 
2 . 開催期日  平成13年9月25日(火)~28日(金)
 
3 . 開催場所  富山県民会館304号室(特別会議室)
 (セッション4は、612号室及び613号室で開催)
 富山市新総曲輪4番18号  電話076-432-3111
 
4 . 主   催  国連環境計画(UNEP)
 
5 . 共   催  環境省、(財)環日本海環境協力センター(NPEC)
 
6 . 後   援  富山県
 
7 . 参 加 国(予定)
   オーストラリア、カンボジア、中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、ロシア、シンガポール、タイ、ベトナム (12カ国)
 
8 . 参 加 者  50名程度
・各国から3名程度ずつ
・UNEP関係者 等
 
9 . 使用言語  英語(通訳はありません)
 
10. 日   程(予定)
 9月25日(火)  9:00~  開会
 10:00~  国別報告 等
16:40~  セッション1:  下水等の管理及び取扱いに関する地域ガイドライン及び基準
 18:00  終了
 9月26日(水) 9:00~  セッション1 (前日の続き)
13:30~  セッション2:  下水等処理に関する革新的な解決策
 18:00  終了
 9月27日(木) 9:00~  セッション3:  下水等の管理におけるパートナーシップの構築
16:20~  セッション4:  地域海計画ごとの対応方策
(東アジア地域海行動計画、北西太平洋地域海行動計画)
 18:00  終了
 9月28日(金) 9:00~  セッション4 (前日の続き)
14:30~  ワークショップの勧告
   18:00  閉会
 
11. そ の 他
 ・ 一般の方々の参加はできません。
  報道の方々は、富山県民会館304号室に席を用意してあります。
連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課 長 鈴木 克徳(6740)
 補 佐 牧谷 邦昭(6741)
 係 長 川島 雄一(6746)