報道発表資料

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2001年09月04日
  • 地球環境

地球温暖化防止対策実施検証施設(生ごみバイオガス化燃料電池発電施設)の試運転の開始について

環境省が地球温暖化防止対策実施検証事業として神戸市ポートアイランド地区に建設をすすめていた日本初の「生ごみバイオガス化燃料電池発電施設」が完成し、9月10日(月)より試運転を開始する予定である。
 この施設は、神戸市内のホテルの協力を得て生ごみを分別回収し、施設に投入し発酵させることよりメタンガスを発生させ、これを燃料電池に導入し発電を行うものである。
1. 施設の名称 生ごみバイオガス化燃料電池発電施設
 
2. 設 置 場 所 神戸市中央区港島9丁目12番(ポートアイランド第2期工事地区内)
 
3. 施設の概要
(1) 前処理施設 処理能力 1トン/時間(最大処理量6トン/日)
(2) 混  合  槽 容量17m
(3) 発  酵  槽 固定床式高温メタン発酵処理槽(発生バイオガス 1,200m/日)
(4) ガスホルダー 容量30m
(5) 燃 料 電 池 100kWりん酸型燃料電池システム(最大発電量 2,400kWh/日)
  (6) 廃 水 処 理 浸漬膜活性汚泥法
 
4. 建設費総額 約4億8千万円
 

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
課   長:竹内 恒夫(内線6770)
 調 整 官 :石飛 博之(内線6771)
 課長補佐:野口 正一(内線6777)