報道発表資料

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1997年05月30日

石井大臣によるエコクッキング体験等について

環境月間中の6月3日(火)に、石井大臣が、民生家庭部門の地球温暖化防止対策として効果の期待されるエコクッキングの体験をするほか、民生業務部門の対策である地域冷暖房施設を視察する。
1.趣旨

 環境月間の行事の一環として、石井環境庁長官が、地球温暖化防止のための民生部門での取組を体験、視察する。
 {1} 一般の人とともにエコクッキング教室に参加し、エコクッキング体験をする(新宿の東京ガスショールーム内)。
 {2} 新宿地域冷暖房センターを視察する。

2.スケジュール等
  ・日時:6月3日(火) 
  ・行程
   10:20 東京ガス新宿ショールーム(新宿パークタワービル隣) 大臣到着
   10:30 料理教室ラウンジにてエコクッキング講座(一般の人とともに受講)
          講師 清水きよみ氏:東京ガス環境部所属、
             消費生活アドバイザー、
             「地球温暖化防止のためのライフスタイル検討会」委員
   11:00 エコクッキング実習
   12:10 試食、懇談
   12:30 エコクッキング体験終了

   12:35 新宿地域冷暖房センター(隣接のビル内) 視察
   13:15 大臣出発      
  ・場所
    東京都新宿区西新宿3-7-1
      (首都高速4号線新宿ランプから1分、甲州街道沿い)
       電話 総合案内 5322-6640
  ・小林課長、小林調査官が同行の予定です。
3.エコクッキング及び地域冷暖房

 エコクッキングは、食材の選択、調理の方法、ガスや水道の使用の仕方等すべてにわたり環境配慮を徹底するクッキング法で、民生家庭部門からの二酸化炭素排出削減に資する。環境家計簿や百万人の誓いの中でも紹介している。民間企業では、東京ガスが積極的に推進しており、1995年以来エコクッキング教室を継続開催し、既に1000人以上の参加を得ている。
 地域冷暖房は、一定地域内のオフィスビルやホテルに対し、一つの施設から、冷暖房、給湯用の熱エネルギー(冷水、温水、蒸気)を供給するシステムで、個別の供給より熱を効率的に供給できるため、民生業務部門からの二酸化炭素排出削減に資する。また、コージェネレーション(発電の際の廃熱で熱を供給する)を併用することにより、さらに効率は高まる。新宿地域冷暖房センターは、都庁を含め多数の超高層ビルが林立する西新宿地域に、ガスを熱源としてエネルギーを供給しており、地域冷暖房施設としては世界最大規模である。

4.取材を希望される方へ

 取材を希望される場合は、前日までに広報室へ御連絡下さい。当日は、10時30分以降随時、直接、東京ガス新宿ショールームまでお来し下さい。昼食としてエコクッキングによる食事を用意させていただきます。
 特に大臣記者会見は予定していません。
 エコクッキング講座を受講している一般の方へのインタビューも可能ですが、現地での東京ガス関係者の指示にしたがって下さい。

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課  長 小林  光(6740)
 調査官 小林正明(6760)
 補  佐 清瀬和彦(6758)