報道発表資料

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2001年08月20日
  • 水・土壌

ダイオキシン類環境測定調査受注資格審査(平成13年度)について

平成13年度に環境省が実施するダイオキシン類の環境測定を伴う請負調査については、環境省が測定分析機関の受注資格審査を行い、受注資格があると認める機関に対して競争入札等への参加を認めることとしている。受注資格審査は、平成13年1月9日から6月29日まで、3期に分けて申請の受付を行った。審査の結果は、202機関から申請があり、71機関が合格し、合格率は35%であった。
  1. 経緯
     

     ダイオキシン類の測定・分析については、超微量の物質を多数の同族体・異性体に分離し同定しなければならず、前処理等の極めて複雑な操作と高分解能の質量分析計等を利用する高度な技術を要することから、測定・分析の精度管理が極めて重要な課題となっている。
     環境省では、「ダイオキシン対策推進基本指針」に基づき「ダイオキシン類の環境測定に係る精度管理指針(以下「指針」という。)」(H12.11.14)を取りまとめるとともに、この指針の普及を図り、ダイオキシン類の環境測定の信頼性を確保するための措置の一環として、平成13年度に環境省が実施するダイオキシン類の環境測定を伴う請負調査の受注資格については、環境省において専門家の協力を得て「指針」に規定された事項等が実施されているか審査を行い、その結果ダイオキシン類に係る環境測定を的確に実施できると認めた機関であることを受注先の要件に加えることとし、その旨を官報(H12.12.26)に公告したところである。
     
  2. 第3期受注資格審査の結果
     

     審査は、3期に分けて実施し、今般第3期の結果がまとまった。第3期では109機関が申請し、29機関(27%)が合格。
     第12期の合格機関は既に当省ホームページで公表済みであり、第3期については、本日付けでホームページに掲載。なお、各申請機関に対しては、合否、否とされた場合にはその理由を個別に文書で通知した。
     
  3. 年度を通じた合否状況
     

     13年度は1~3期を通じて、延べ202機関から申請があり71機関(35%)が合格。合格機関名は別紙のとおり
     なお、環境省では、今後も指針の普及に努め精度管理の向上を図る予定である。
     
  公表日 申請機関数 合格機関数 合格率
第1期(1/9~1/31) 4/10    40 14 35%
第2期(2/1~4/27) 6/20    53 28 53%
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新規申請分      36 17 47%
再申請分      17 11 65%
第3期(5/1~6/29) 8/20    109 29 27%
 

 

新規申請分      79 11 14%
再申請分      30 18 60%
13年度合計      202 71 35%


連絡先
環境省環境管理局総務課ダイオキシン対策室
室   長:関 荘一郎(内6532)
 室長補佐:土屋 雅子(内6579)