報道発表資料

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2001年06月22日
  • 再生循環

一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成10年度実績)について

平成10年度における全国の一般廃棄物(ごみ及びし尿)の排出及び処理状況等に関する状況について調査し、その結果を取りまとめたので公表する。なお、結果の概要は次のとおり。
  1. ごみの排出・処理状況
     
    (1) 全国のごみ総排出量
    ここ数年ほぼ横ばい
      平成10年度ごみ総排出量 5,160万トン(前年度 5,120万トン)
      1人1日当たりの排出量   1,118グラム(前年度 1,112グラム)
     
    (2) ごみ処理の状況
    ごみの減量処理率、リサイクル率は増加傾向、直接埋立率は減少
      ごみの減量処理率   92.5% (前年度 91.4%)
       
     ごみの直接焼却率 77.9%  (前年度 78.0%)
     直接資源化率+資源化等の中間処理率 14.6%  (前年度 13.4%)
      直接埋立率   7.5% (前年度  8.6%)
      リサイクル率 12.1% (前年度 11.0%)
       
    減量処理率 直接焼却率+資源化率
      リサイクル率 {(直接資源化量+中間処理後の再生利用量+集団回収量)
      /(ごみの総処理量+集団回収量)}×100
      
  2. 最終処分場の残余容量 (平成10年度末現在)
     
    残余容量 1億7,066万m  (前年度 1億6,413万m
    残余年数   12.3年  (前年度 11.2年)
     
  3. ごみ焼却施設の状況  (平成10年度末現在)
     
    施設数 1,769施設  (前年度 1,843施設)
    処理能力 192,618トン/日  (前年度 192,243トン/日)
    全体の約6割強、1,114施設で余熱利用を実施 「※ 平成13年11月2日 訂正」
    発電設備を有する施設数 201施設、発電能力 960千kw
     
  4. ごみ処理有料化の状況
     
    家庭系ごみの有料化自治体数  1,890自治体(58.5%)
    事業系ごみの有料化自治体数  2,652自治体(82.0%)

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連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課
(内線6852)