報道発表資料

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2001年06月15日
  • 水・土壌

「POPs(残留性有機汚染物質)農薬無害化処理技術等検討会」(第1回)の開催について


1.趣旨
 
   POPs(残留性有機汚染物質)については、地球規模の汚染を防止するために平成13年5月22日にストックホルム条約が採択され、我が国としても、批准に向けた国内制度の担保が重要な課題となっている。
 このため、様々な形態で国内に現存するPOPs条約対象農薬(アルドリン、クロルデン、ディルドリン、エンドリン、ヘプタクロル、DDT、HCB*、マイレックス*、トキサフェン*)について、その現存量・埋設量等を把握するとともに、無害化処理及びこれらの物質による汚染土壌の浄化のための適切な手法等を、技術的に検討するため、6月15日、(社)土壌環境センター会議室において標記検討会を開催するものである。
      *我が国においては農薬としての登録実績のないもの。
 
2.検討員
 
 
(座長)  中杉修身  (独)国立環境研究所化学物質環境リスク研究センター長
   伊東祐孝  JAセレサ川崎営農経済本部技術顧問
   岩本公宏  三井化学(株)環境安全役員付部長
   上野文男  北海道環境生活部環境室廃棄物対策課長
   北原 武  東京大学大学院農学生命科学研究科教授
   酒井伸一  (独)国立環境研究所循環型社会形成推進・廃棄物研究センター長
   鈴木規之  (独)国立環境研究所総合研究官
   永田勝也  早稲田大学理工学部教授
   細見正明  東京農工大学工学部教授
   松岡俊和  北九州市環境局総務部計画課長
3.検討項目
 
 ・ 農薬現存量及び埋設量等の把握・推定
POPs農薬(有機塩素系農薬)全般に使える汎用無害化処理技術の評価・実証
その他無害化処理等に当たり必要な事項
 
4.その他
 
   会議は非公開ですが、資料は原則公開、議事要旨は出席委員の確認後公開となります。
連絡先
環境省環境管理局水環境部土壌環境課農薬環境管理室
室長 内藤克彦(内6640)
 補佐 鈴木伸男(内6641)
 担当 上田健二(内6643)