報道発表資料

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1998年02月25日

エコマーク新商品類型の認定基準案の公表について

 エコマーク事務局では、各商品類型毎にワーキンググループで策定を行っていた「紙製の事務用品」「包装用の用紙」「紙製の包装用材」「再生材料を使用したタイル・ブロック」「生分解性潤滑油」「木材等を使用したボード」について、認定基準案を公表した。
 これは、「エコマーク事業実施要領」(平成8年3月改正)で制定したライフサイクルの概念に基づき、既存の商品類型の認定基準を全面的に見直し、新たに策定するものである。
 これらの認定基準案については、「エコマークニュース」や、EICネットなどを通じて一般に公表し、平成10年5月1日まで意見の受付を行う。その後、必要な認定基準案の修正、エコマーク推進委員会での審議を経て、新たな商品類型及び認定基準として決定される。なお、新基準の制定日は平成10年7月1日を予定している。

 紙製品については、市場における古紙のリサイクルを促進するため、古紙の配合率について見直し、配合率の基準を従来より高くした(一部は従来と同じ)ほか、既に新しい基準を制定した情報用紙等と同様、白色度等に関する基準も盛り込んだ
 タイル・ブロックについては、建設廃材、焼却灰、上下水道汚泥等の廃棄物の有効利用を促すため、種々の再生材料について認定を受けられるよう対象範囲の見直しを含めて検討を行った。
 生分解性オイルについては、従来3つの商品類型を「生分解性潤滑油」として一本化し、生態系への影響に関する基準も新たに取り入れた。
 木質ボードについては、再・未利用木材の配合率の基準を従来より高くしたほか、化学物質による室内環境汚染防止の観点から、ホルムアルデヒド等についての基準を盛り込んだ。
○現認定基準と新認定基準案の比較・・・別紙
○認定基準案の内容・・・別添「エコマークニュース」のとおり

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局企画調整課環境保全活動推進室
室    長 :伊藤 哲夫(6196)
 室長補佐 :唐木 徳子(6263)
 担    当 :満生 美保(6267)
(財)日本環境協会エコマーク事務局
 専務理事 :櫻井 正昭
 理    事 :橋爪 繁幸
 担    当 :田口、川本、佐野

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