第５回世界閉鎖性海域環境保全会議（ＥＭＥＣＳ　２００１）について

1. 開催の趣旨
   
   　世界閉鎖性海域環境保全会議は、人類共通の財産である閉鎖性海域の恵沢を次世代に継承していくことが大きな責務であるという観点にたち、１９９０年（平成２年）に神戸の地において世界の科学者、行政担当者、企業関係者、市民、ＮＧＯ等が一堂に集い第１回が開催されました。以後１０年、世界各地で３回にわたる会議が開催され、それぞれに大きな成果をあげてきました。
   　２１世紀初頭に再び神戸の地で開催する第５回会議では、これまでのエメックス活動を総括、検証するとともに、２０世紀において解決出来なかった閉鎖性海域が直面する様々な課題のあり方について意見交換し、新しい世紀における世界の閉鎖性海域環境保全活動のための具体的な方策を提言する「新たな出発点」とします。
   　
2. 会議の概要
   　

   (1)　会議の名称	：	第５回世界閉鎖性海域環境保全会議（EMECS 2001)）
   (2)　テ　ー　マ	：	２１世紀の人と自然の共生のための沿岸域管理に向けて
   (3)　会　　　期	：	平成１３年１１月１９日（月）～２２日（木）まで
   (4)　会　　　場	：	神戸市（神戸ポートアイランド） 淡路島（淡路夢舞台）
   (5)　主　　　催	：	環境省、兵庫県、神戸市、（財）国際エメックスセンター
   (6)　実施主体	：	第５回世界閉鎖性海域環境保全会議実行委員会
   (7)　使用言語	：	日本語、英語（同時通訳付）
   (8)　申込方法	：	参加登録（有料）及び発表要旨募集については、第２回アナウンスメントを御覧下さい。アナウンスメントは下記実行委員会事務局まで御連絡いただければ郵送します。 　また、会議のホームページに会議情報をアップロードしており、さらに、ホームページから参加登録などの手続きができます。
   		ＵＲＬは次のとおり。 　http://emecs2001.jtbcom.co.jp
   (9)　問い合せ先	：	第５回世界閉鎖性海域環境保全会議実行委員会事務局
   		〒651-0073　神戸市中央区脇浜海岸通１－５－１ 　国際健康開発センタービル 　財団法人　国際エメックスセンター内 　電話：078-252-0234　　ファクス：078-252-0404 　電子メール：2001@emecs.or.jp
   (10)　取　　　材	：	取材については別途お知らせします。

（参　考）

1. 会議の名称

   英　語	：	5th International Conference on the Environmental Management of Enclosed Coastal Seas
   日本語	：	第５回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS 2001)

2. 会議日程
   　

   区　　分	月　　日	行　　　　　　事	会　　　場
   前　　日	11月18日(日)	参加登録、テクニカルツアー
   第１日目	11月19日(月)	開会式、基調講演・特別講演 オープニングパーティー	神戸市内のホテル
   第２日目	11月20日(火)	特別セッション 　[1]アジアフォーラム 　[2]ＮＧＯフォーラム 分科会、ポスターセッション	ポートアイランド
   第３日目	11月21日(水)	分科会、ポスターセッション	ポートアイランド
   第４日目	11月22日(木)	瀬戸内海セッション 総括全体会議、閉会式 さよならパーティー	淡路夢舞台

3. 参加予定者数
   
   

   外国からの参加者	約　　３００名（約５０か国）
   国内からの参加者	約１，２００名
   計	約１，５００名

   　　　
4. 過去の会議開催状況
   　

   	開　催　期　日	開　催　地	テ　ー　マ
   第１回	1990年8月3日～6日	兵庫県神戸市	閉鎖性海域の環境の保全と適正な利用をめざして
   第２回	1993年11月10日～13日	米国・ ボルチモア市	効果的な沿岸海域のGovernance（総合管理）に向けて～科学、政策及び管理により沿岸の環境を持続する
   第３回	1997年8月11日～14日	スウェーデン・ ストックホルム市	川から海へー陸域活動、淡水、閉鎖性海域の相互作用を探る
   第４回	1999年11月9日～12日	トルコ・ アンタルヤ市	陸域と海域の相互作用。沿岸の生態系の保全