報道発表資料

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2001年04月23日
  • 自然環境

トキのヒナのふ化について

 佐渡トキ保護センターにおいて飼育している優優(ユウユウ:雄)と美美(メイメイ:雌)が産んだ卵から、22日午後11時50分、はじめてのヒナがふ化しましたのでお知らせします。

 昨日(22日)午後11時50分、優優・美美ペアからはじめて生まれた卵(第1クラッチの有精卵4個のうちの1個)から、無事ヒナがふ化しましたので、お知らせします。ヒナの体重は、62.8グラムでした。
 ヒナは、これから2週間程度は、育雛(いくすう)ケージ内作業室の育雛(いくすう)器の中で、飼育する予定です。
 
 なお、ふ卵器内にある第1クラッチの他の有精卵のうち、第2卵(3月28日産卵)については、検卵の結果、残念ながら生育が停止したことが確認されました。
 残りの卵については、引き続き、注意深く経過を見守っていくこととしています。

(参考)
 これまでの経過

  ○産卵(第1クラッチ) :  3月26日、28日、30日、4月1日
  ○採卵(4個)      :   4月3日
  ○検卵          :   4月10日、17日
  →4個いずれも有精卵と確認
  ○ピッピング       :   4月21日午前11時55分に確認
  ○はし打ち開始     :  4月22日午前1時に確認

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長:黒田 大三郎(6460)
 担当:田村・柳川  (6469)
 直通:03-5521-8283