報道発表資料

この記事を印刷
2001年04月17日
  • 自然環境

トキの検卵結果について

佐渡トキ保護センターにおいて飼育している雌のトキ洋洋(ヤンヤン)と美美(メイメイ)が産んだ卵について、本日午前、検卵を行いましたのでお知らせします。
  1. 友友(ヨウヨウ)・洋洋(ヤンヤン)ペアの卵について

     4月10日に巣内から採卵し、ふ卵器内において保温中の4個の卵(産卵日:4月2日、4日、6日、8日)を検卵したところ、4個すべてが有精卵の可能性が高いことが判明しました。

     環境省としては、有精卵の可能性が高い4個が、引き続き順調に生育することを期待しており、ふ卵器での保温を継続し、経過を慎重に見守っていきたいと考えています。
     
     
  2. 優優(ユウユウ)・美美(メイメイ)ペアの卵について

     4月10日に第1回目の検卵を行い、4個すべて有精卵の可能性が高いことが判明しましたが、再度検卵を実施したところ、4個すべてが有精卵であることが再確認されました。
     また、第1卵(産卵日:3月26日)と第2卵(産卵日:3月28日)については、ガラス板上に卵を置くとかすかに動くことが認められることから、ふ化が近いことが予想されます。(通常、産卵の約4週間後にふ化。)

     環境省としては、ふ卵器内での保温を継続し、経過を慎重に見守っていきたいと考えています。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長:黒田 大三郎(6460)
 担当:田村・柳川  (6469)