報道発表資料

この記事を印刷
2001年04月06日
  • 総合政策

平成12年度環境カウンセラーの登録者の決定について

環境カウンセラーの登録について、この度平成12年度の審査を終え、358名(事業者部門223名、市民部門135名)を新規に登録しました。これにより、平成8年度からの登録者と合わせ、環境カウンセラーは合計2,565名となりました。登録者名簿はホームページ等で広く公表しています。
 環境カウンセラーは、環境に関する事業者や市民・市民団体の取組についてアドバイスする専門家であり、平成8年9月に制度化されたもので、環境省の審査に合格した者を登録するものです。平成12年度は788名(事業者部門491名、市民部門297名)の応募がありました。
 なお、平成13年度の募集は、今年の9月ごろを予定しています。
  1. 環境カウンセラー登録制度の概要

     平成8年9月5日に告示した「環境カウンセラー登録制度実施規程」(平成8年環境省告示第54号)に基づき創設された制度。

     環境保全活動に関する専門的な知識や豊富な経験を有する者で環境省の実施する書面及び面接審査に合格した者を「環境カウンセラー」として、事業 者部門、市民部門に分けて登録を行う。

     環境省では、登録者の情報を登録簿及びホームページに掲載し、一般の方々に活用していただくことにより、全国の環境保全活動を推進する。

    環境カウンセラーの主な活動内容
    [事業者部門]
     事業者からの環境保全の具体的な対策、環境評価プログラムなどに関する相談に対する助言
    [市民部門]
     市民、市民団体などからの環境問題、環境保全活動、組織運営等に関する相談に対する助言
  2. 年度別の登録状況(平成13年3月末現在)
     事業者部門市民部門合  計
    平成8年度 650 312 962
    平成9年度 316 168 484
    平成10年度 281 178 459
    平成11年度 154 148 302
    平成12年度 223 135 358
    合  計 1,624 941 2,565
  3. カウンセリングを受ける方法

     環境省、都道府県、市区町村等に備えてある環境カウンセラーの登録簿又は次のアドレスのホームページで登録されている環境カウンセラーの情報(氏名、生年月日、連絡先、専門分野、活動実績)を知ることができる。カウンセリングを希望する者は、ニーズに合ったカウンセラーを探し、直接申し込むシステムになっている。

     ホームページアドレス http://www.eic.or.jp/eic/db/counselor.html

  4. 地域における環境カウンセラー協会等の設立

     地域毎に環境カウンセラーが自発的に集まった環境カウンセラー協会等が、全国36地域で設立されている。

     各協会等は、定例研究会やセミナーの開催、機関誌の発行、カウンセリング希望者への環境カウンセラーの紹介等多彩な活動を展開している。

連絡先
環境省総合環境政策局環境経済課環境教育推進室
室   長:浅野 能昭(6273)
 室長補佐:弥永 理絵(6262)
 担   当:外山 洋一(6272)
 担   当:大島 史典(6272)