報道発表資料

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2001年01月26日
  • 大気環境

天然ガス自動車を利用したラッピングバスの運行について

公健協会(公害健康被害補償予防協会)では、東京都などと協力し、2月1日から全国で初めて天然ガス自動車の路線バスに環境広告を掲載したラッピングバスの運行により、環境にやさしい車の使用などについての呼びかけを行います。
 本バスの運行開始にあたり、同日午後1時30分より記念セレモニーが東京都庁で行われることになりましたのでお知らせいたします。
1. ラッピングバスによる呼びかけ
 公健協会は東京都、省エネルギーセンター及び東京ガスと協力し、2月1日から3月 末までの間、全国で初めて、天然ガス自動車の路線バスを用いたラッピングバスの運行により、環境にやさしい車の使用、環境に配慮した運転の推進などを促すための呼びかけを下記の要領で行います。なお、本呼びかけは、来年度も継続する予定です。



(1)実施バス 都営バス(天然ガス自動車)4台
(2)運行地域 深川、北、臨海営業所の各路線(11区26系統)
(3)表示内容 大気環境を守っていくために行動を訴えていく。
 「乗ろう!バス・電車」 ・・・・・・・・・・・・・ 公共交通機関の利用促進
 「使おう!低公害車」 ・・・・・・・・・・・・・ 低公害な自動車の普及
 「すぐ実行!アイドリング・ストップ」・・・
図案は別紙のとおり

環境に配慮した運転(エコドライブ)の推進
2. 記念セレモニーについて
 ラッピングバスの運行開始に当たり、記念セレモニーが下記の日程で開催されることになりました。



(1)日時 2月1日(木) 午後1時30分 ~ 1時50分
(2)場所 東京都庁第2本庁舎 2階 正面玄関

 

 天然ガス自動車は、家庭に供給されている都市ガスの原料でもある天然ガスを燃料として走る自動車です。なかでも、天然ガスを気体のままで圧縮して高圧ガス(CNG)として利用するCNG自動車が世界で最も普及しており、日本でもこのタイプの車両の開発が進められています。天然ガスは、硫黄分などの不純物を含まないクリーンなエネルギーであり、黒煙も排出されません。
 さらに、ディーゼル車と比較して、NOxの排出量も10~30%程度に抑制されます。

添付資料

連絡先
環境省環境管理局自動車環境対策課
課   長 石 野 耕 也(6520)
 課長補佐 宮 崎 正 信(6521)
公害健康被害補償予防協会
 基金事業部 (03-3586-1527)
 部   長 細 野  宏
 課   長 栗 山 俊 勝