報道発表資料

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1998年05月07日

「21世紀の私たちの環境を考える」について

国立環境研究所では、環境月間記念行事として、6月3日(水)国際連合大学大ホ ール(東京・青山)において「21世紀の私たちの環境を考える」というテーマで、 一般市民を対象に研究所の研究成果を中心とした公開シンポジウムを行う。
 シンポジウムは、「21世紀にオゾン層は回復するか?」「化学物質対策の今後- 21世紀の人類生存に向けて」「守ろう生態系!21世紀のよりよい環境創造のため に」「温暖化防止に向けて世界は正しい選択をしたか?」の4つのセッション及び特 別講演「新しい経済学と21世紀の環境」(講師:宇沢弘文)から構成される。また 、並行して20テーマのポスターセッションも行われる。
 参加費は無料。参加希望者は、ハガキ、FAX又はE-mailにて事前申込みが必要。 (定員に達した時点で〆切)

1.国立環境研究所公開シンポジウムの概要

日  時 平成10年6月3日(水)10:00~17:40
場  所 国際連合大学大ホール国際会議場(3F)
(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
内  容
21世紀にオゾン層は回復するか?  
  オゾン層を壊す物 鷲田伸明
  オゾン層破壊と大気の流れ 神沢 博
化学物質対策の今後-21世紀の人類生存に向けて  
  ダイオキシン・環境ホルモンの対策に向けて 森田昌敏
  有害化学物質の健康リスクアセスメント 遠山千春

特別講演「新しい経済学と21世紀の環境」 宇沢弘文
(学士院会員)
守ろう生態系!21世紀のよりよい環境創造のために  
  移行帯の衰退と生態系の攪乱 渡邉 信
  海洋生態系機能の保全と回復 渡辺正孝
温暖化防止に向けて世界は正しい選択をしたか?  
  最新の科学的知見は生かされたか? 渡邉 信
  政策科学は京都の選択をどう評価するか? 森田恒幸
所長講演「21世紀の私たちの環境を考える」 大井 玄

※ このほか、ポスターセッション20件(「宇宙から高層大気の変化を探る」ほか)を実施(詳細は別紙プログラム参照)

2. 参加費     無料

3.参加申し込み等
 参加希望の方は、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記のうえ、下記あてハガキ、FAX又はE-mailにて申し込んで下さい。

 〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-13
(社 ) 国際環境研究協会
FAX:  03-3434-2340
E-mail: sympo@nies.go.jp

お問合せ:0298-50-2313 環境庁国立環境研究所(担当:久保)

※ 申込みが会場定員に達した場合は、ご希望に沿えないこともありますので、あらかじめご承知おき下さい。

連絡先
環境庁国立環境研究所
主任研究企画官 :小野川和延 (0298-50-2302)
 主任研究企画官 :小野川和延 (0298-50-2302)