報道発表資料

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1998年05月14日

’98低公害車フェアの開催について

 来る5月23日、24日の両日、東京・代々木公園において、環境月間関連行事として 『'98低公害車フェア』を開催する。
 今回のフェアの特徴は、次の3点である。

  1. 展示される低公害車は79車種、107台で、これまでの最大規模。我が国で利用可能なほぼ全ての種類の低公害車が出展される。
  2. 環境庁が開発した次世代新型電気自動車「ルシオール」を展示、試乗もできる。
  3. 低公害車の普及状況等を映像を用いて紹介するコーナーも設置。

 電気自動車、天然ガス自動車などの低公害車の普及は、大都市を中心とする自動車NO x等の大気汚染防止や地球温暖化防止に有効であり、環境基本計画等でも今後の重要な施 策の一つとして掲げられている。
 『'98低公害車フェア』は、現在我が国で走行している低公害車及び開発中の低公害車 の展示、試乗等を通じて、低公害車に対する国民の理解を深め、その普及促進を図るもの であり、次のとおり開催する。
 本フェアは、昭和61年以来、環境月間関連行事として毎年開催、今回が13回目となる。

 

1.日 時 平成10年5月23日(土) 13:00~17:00
平成10年5月24日(日) 11:00~16:00
2.会 場 東京都立代々木公園イベント広場及び周辺地区(入場無料)
※JR原宿駅から徒歩7分、NHKホールの北側
3.主 催 環境庁、公害健康被害補償予防協会、東京都
4.後 援 通商産業省、運輸省
5.協 賛 (財)日本電動車両協会、(財)物流技術センター運輸低公害車普及機構、(財)石油産業活性化センター、(社)日本ガス協会、(社)日本自動車工業会、電気事業連合会、(財)エコ・ステーション推進協会
6.内 容
{1}

オープニングセレモニー(5月23日13:00~13:30)

  • マーチングバンドによるオープニングパレードの後、開会式(主催者挨拶、テープカット等)を行う。
{2}

低公害車の展示(別添1)

  • 自動車メーカー、関係団体等から出展される79車種、109台の低公害車を一挙展示。
     これは、東京で行う低公害車フェアとしては過去最大規模である。
    ※昨年実績は65車種、82台。今回初出展は27車種、27台。
  • 電気自動車用の充電設備,天然ガス自動車用の充填設備など関連設備も展示する。
  • これらの低公害車等は、電気自動車、天然ガス自動車等車種別にグループ分けして展示し、各車両の特徴等について説明員がパネルやパンフレットを用いて説明を行う。
  • ソーラーカー、燃料電池自動車のほか、LPガス自動車や低排出ガス自動車等について も展示。
{3}

低公害車の試乗(別添2)

  • 展示される低公害車のうち17台(電気自動車、天然ガス自動車等)を用いて試乗会を行う。
  • この中には、環境庁が開発した新型電気自動車「ルシオール」が含まれる
{4}

低公害車に係る情報の提供

  • テーマ館(会場中央)において、低公害車の普及状況等について映像を用いた紹介や  電気自動車手作り教室等を開催する。
  • アイドリングストップ機能付き低公害バスの展示と試乗(東京都交通局の協力)を行  い、アイドリング・ストップ運動への参加呼びかけも行う。
{5}

その他

  • 会場内において各コーナー回遊式のクイズ・ラリー、その他各種イベントを実施する。

【会場案内図】
 (略)

添付資料

連絡先
環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課        長 :鈴木 安次 内線6520
 低公害車専門官 :関川 朋樹 内線6522
特殊法人公害健康被害補償予防協会基金事業部
 部       長 :阿部 晶  3586-6041