報道発表資料

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1997年01月30日

ナホトカ号重油流出による被害鳥の移送(空輸)について

ナホトカ号からの重油流出による被害を受けて鳥取県で保護収容され、治療により回復したものについて、放鳥前にリハビリ治療を行う施設(プール)がないことから、同施設の整った東京都葛西臨海水族園の協力を得、同園に移送しリハビリ治療を行った上で放鳥することとなったのでお知らせします。
 なお、移送に当たっては、全日空、財団法人日本鳥類保護連盟の協力を得て実施することとなっています。
移送の日程:1月31日(金)
・鳥取県が鳥取空港に移送
  9:45  鳥取空港発
全日空296便
 10:55  羽田空港着
財団法人日本鳥類保護連盟により移送
 11:30頃  葛西臨海水族園着
 
移送する鳥  シロエリオオハム 2羽
 ウトウ 1羽
 (鳥取県沿岸で保護されたもの)
 
葛西臨海水族園に移送後の取扱
 同園において、(1) エサを自力で食べる訓練、(2) 海で泳ぐことができるまでの回復訓練を実施し、リハビリ治療が終了次第、海に放鳥予定。
連絡先
環境庁自然保護局野生生物課
課長 小林   光(6460)
 鳥獣保護業務室
 室長 守口 典行(6470)
 担当 吉井、水谷(6472)