報道発表資料

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1998年06月22日

「こども葉っぱ判定士」事業について

 環境庁では、樹木の調査を通じて、小学生、中学生を対象に植物の二酸化炭素の吸収 量等の調査事業(別名「こども葉っぱ判定士」事業)を行います。
 小学生、中学生に身近な樹木の調査を通して植物の二酸化炭素吸収についての関心を 高めてもらうねらいで行うものです。資料に従って調査し、簡易な方式で計算していくと 、樹木の二酸化炭素の吸収量等を求めることができるものです。
 調査内容は、次の6ステップとなっています。

ステップ1 樹木の蒸散ってどんな働きか見てみよう
ステップ2 1本の樹木の蒸散量を調べてみよう
ステップ3 樹木の二酸化炭素の吸収量を調べてみよう
ステップ4 学校の庭にある樹木の二酸化炭素の吸収量を調べてみよう
ステップ5 樹木の吸収する二酸化炭素の量をいろいろな値と比べてみよう
ステップ6 樹木の二酸化窒素などの浄化効果を計算してみよう

 学校や庭の樹木の二酸化炭素の吸収量等の調査結果を往復葉書に記入し、環境庁に送付 した小中学生には「こども葉っぱ判定士」課程修了の認定証が送られます。
 また、優秀な団体には、樹木の浄化能力の調査を更に進めてもらう目的で、「(財)  サンワみどり基金」より、副賞として苗木が贈られます。
 調査資料は、今月中に、都道府県等を通じて参加を希望する小中学校へ配布するほかこ どもエコクラブへ資料を配布する。調査結果を、9月30日までに回答してもらい、「こ ども葉っぱ判定士」課程修了の認定証は年末に送られます。

  問い合わせは、環境庁大気保全局大気生活環境室
    (電話03-3581-3351内線6541・6546)
連絡先
環境庁大気保全局企画課大気生活環境室
室   長 :竹内恒夫 (内)6540
 室長補佐 :宍戸政憲 (内)6541 
 調整係長 :宮内 徹 (内)6546 
 電   話 :03-3580-2166