報道発表資料

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1998年06月26日

環境影響評価情報支援ネットワークによる情報提供の開始について

アセス制度については、本年6月12日から環境影響評価法の一部が施行され、 約1年後に本格施行が予定されているところである。
 アセス制度のより一層の充実のためには、アセスに関連する様々な情報の共有が 重要である。このため、環境庁では、より多くの人々がこれらの情報に容易にアク セスでき、有効に活用できるようにするための情報の提供システムの整備(環境影 響評価情報支援ネットワーク事業)に取り組んでおり、既にこの一環として閣議ア セスに係るアセス図書の閲覧サービスの提供を行ってきたところである。
 今般、上記閲覧サービスに加えて、アセスに関する各種の関連情報を整備し、イ ンターネットを通じての情報提供を平成10年6月30日より開始することにした。

1.本情報へのアクセス方法

インターネットを通じて、以下に掲げるホームページを通じてアクセスが可能。

 {1} 環境庁ホームページ「http://www.eic.or.jp/eanet/」における「行政資料<環境白書、環境基本計画、環境アセスメント関連情報、環境庁予算、各種報告書等>から のアクセス
 {2}

EICネットホームページ「http://www.eic.or.jp」における「環境庁行政情報行政資料<白書、計画、アセス情報、予算、報告書など>」からのアクセス

(※EICネット:環境庁環境情報提供システム(環境庁による環境に関する多様な情報を提供するシステム))
(※{1}と{2}のいずれにおいても、情報提供開始から約一ヶ月の間は、「トピックス」における「環境影響評価情報支援ネットワーク」からもアクセスが可能 )
(※部分は、画面上この部分からメニューに移ることができるように設計されている)」

2.提供する情報の内容

 {1}

環境影響評価関連情報アセスに関連する法律、政令、施行令、基本的事項、技術指針等の情報を提供。

(※環境庁及びEICネットにおけるホームページにおいて既に情報提供が開始されている)

 {2}

環境影響評価の事例検索(アセス図書検索)閣議アセスの手続により作成された、環境影響評価書(アセス図書)に関する情報を提供。

(今回は、閣議アセス対象事業の概要についてデータベース化した。)
(※閣議アセス:昭和59年の「環境影響評価の実施について」の閣議決定に基づき行われたアセスメント)

閣議アセスの手続により作成されたアセス図書については、「環境パートナーシップオフィス」において閲覧サービスを行っている。

  • 閲覧場所
     東京都渋谷区神宮前5丁目-53-67コスモス青山B2
     環境パートナーシップオフィス
  • 利用案内
     開館時間:午前10時~午後7時30分(平日)、午前10時~午後5時(土曜)
 {3} 環境影響評価関連の図書・資料検索
 環境影響評価に関連する図書や資料に関する情報を提供。
 {4} 環境影響評価関連のリンク情報
 境影響評価に関連する様々な情報を提供しているリンク先に関する情報を提供。
 {5} 利用方法
 本システムの利用方法に関する解説コーナー。

3.今後の方向性
 本システムのより一層の充実に向けて、上記2.{1}~{4}の内容の更新を適宜行っていくとともに、今後提供する必要がある情報はないか、その提供の方法はどうするか等 について検討を行っていく予定である。

連絡先
環境庁企画調整局環境影響評価課
課       長 :寺田 達志(6230)
 評価技術調整官 :渡邊 綱男(6238)
 課 長 補 佐  :北沢 克巳(6235) 
 審  査  官   :和田 篤也(6234)