報道発表資料

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1997年12月05日

環境庁への低公害車の導入について

環境庁では平成9年12月に幹部用の公用車として天然ガス自動車、ハイブリッド自動車を各1台導入することとした。
 これは、平成7年6月に閣議決定した「率先実行のための行動計画」において低公害車の導入に努めることが謳われていることに基づき実施したものである。
 環境庁では、現在、本庁、国立公園、国民公園、国立環境研究所で使用している5台の電気自動車、1台のハイブリッド自動車を含め、8台の低公害車を保有することとなった。

1 概要

 環境庁では、平成7年6月に閣議決定された「国の事業者・消費者としての環境保全に向けた取組の率先実行のための行動計画」(率先実行計画)における「低公害車の導入等」に基づき、公用車への低公害車の導入を積極的に押し進めているところである。
 平成7年度には幹部用公用車として電気自動車(エレクトリカー・セダン)1台、国立環境研究所に調査車としてハイブリッド車1台、平成8年度には国立公園に電気自動車(トヨタRAV4L EV)1台、国民公園に電気自動車(ダイハツハイゼット)1台、平成9年度には国民公園に電気自動車(ダイハツハイゼット)1台、国立環境研究所に実験車として電気自動車1台を導入している。
 今般、環境庁では、幹部送迎用として天然ガス自動車(日産セドリック/グロリア CNG車)及びハイブリッド自動車(トヨタプリウス)を各1台導入するもので、これにより8台の低公害車を保有することとなった。

2 導入することとした低公害車

(1) 天然ガス自動車

○ 車両名 セドリック/グロリア CNG車
○ メーカー 日産自動車株式会社
○ 諸元等
・ベース車両 セドリック V30E クラシックSV
・乗車定員 5名
・車体色 ダークブルー
・燃料ボンベ容量 118リットル(94kg)
50リットル(34kg)(充填圧200kg重/cm2)

(2)ハイブリッド自動車

○ 車両名 プリウス
○ メーカー トヨタ自動車株式会社
○ 諸元等
・乗車定員 5名
・車体色 ダークブルー
・パワートレーン トヨタハイブリッドシステム
(ガソリンエンジンと電気モーターの組み合わせ)
・10・15モード走行燃費 28.0km/l
連絡先
環境庁長官官房会計課
課  長 :山 田 範 保(6160)

環境庁企画調整局環境計画課
課  長 :細 谷 芳 郎(6220)

環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課  長 :鈴 木 安 次(6520)