報道発表資料

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1999年05月10日

トキの卵の第2回検卵結果について

本日(5月10日)、佐渡トキ保護センターにおいて、孵卵器で人工孵化中のトキの卵1個(4月22日又は24日に産卵したもの)について、第2回目の検卵が実施されたのでお知らせします。(第1回目の検卵は5月2日に実施)
1.実施日時 5月10日午後5時30分から数分程度
2.実施方法 卵を孵卵器から取り出し、直径約1センチの光ファイバー で卵の鈍端に光線を照射。内部をすかして肉眼で観察。 (第1回目の検卵と同じ方法)
3.実施者 トキ保護センター金子獣医同センター近辻参事及び洋県トキ救護飼養センター席主任が立会。
4.結果 鈍端の気室部分は明るく卵のその他の部分が暗かったことから、 有精卵であり現在発育している可能性が高いと判断された。 今後は引き続き孵卵器で保温し、現段階では再度の検卵は予定していない。

なお、友友及び洋洋は元気であり、2個の卵(4月29日及び5月5日に産卵したもの)を抱卵中である。

連絡先
環境庁自然保護局野生生物課課長:森 康二郎
担当:鳥居・植田(5521-8284)