報道発表資料

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1999年05月18日

ラムサール条約第7回締約国会議の審議状況について

 コスタリカの我が国代表団から入った報告によると、現地時間17日午後5時(日本時間18日午前8時)、本会議において湿地の登録基準を見直す決議案が原案どおり採択された。

(参考)決議の主な内容
(1)湿地の登録基準について、新たに生物地理区分上の代表的な湿地を位置付けるなど、生物多様性の保全を踏まえ、登録基準の枠組みを見直し、その適用を締約国に要請。
(2)2005年の第9回締約国会議までに、登録湿地が2000ヶ所になるよう目指す(現在は約1000ヶ所)。

 なお、17日午後(日本時間18日未明)に開かれたアジア地域会合において、我が国を常設委員会のメンバー国に推薦する動きがあった。最終的には現地時間18日午後(日本時間19日未明)の本会議で改めて審議、決定される見込み。

連絡先
環境庁自然保護局野生生物課
課長:森 康二郎(6460)
 担当:鳥居 敏男(6462)