報道発表資料

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1999年05月21日

環境保全活動に対する大臣感謝状の贈呈について

環境保全の様々な分野において顕著な活躍をされている個人又は団体に対し、感謝の意を表することにより、環境保全活動の一層の促進を図ることを目的に、大臣感謝状の贈呈を行います。
 贈呈の対象は、リサイクル、低公害車の普及・導入、自然環境の保全、地球環境問題への取組など、環境保全にかかわりのある様々な活動において功績のあった個人又は団体で、今回は、個人4名及び4団体となっています。ついては、感謝状の贈呈式を本年5月26日(水)に下記のとおり挙行することとしております。 (なお、贈呈式はカメラ撮り及び取材が可能です。)

環境保全活動に対する大臣感謝状贈呈
次により、真鍋大臣から感謝状を贈呈します。

1.日時 平成11年5月26日(水)午前11時~(予定)
2.会場 環境庁第1会議室(22階)
3.受賞者 個人4名及び4団体(下記のとおり)

【 個 人 】

氏   名   等
功  績  概  要

みやした  こういち
宮  下  晃  一 (39歳)

〔鳴門教育大学学校教育学部助教授〕

実用的で簡易に製作できる電気自動車の技術開発に努めるとともに、四国における初の電気自動車ラリーを成功に導くなど低公害車の普及啓発に貢献している。

 ふじなか  まさはる
*藤  中  正  治 (61歳)

〔東京電機大学工学部教授〕

太陽電池を用いた電気自動車の技術開発に努めるとともに、長距離試験走行や低公害車展示行事への積極的な取り組みを通じて低公害車の普及啓発に貢献している。

  *藤中正治氏は、当日講演のため欠席の見込みなので後日贈呈。
 
【 個 人 】(続き)

団体名・代表者氏名 功  績  概  要

 ほ り ご め  た か し
  堀  米   孝(68歳)

〔太陽光発電ユーザ研究会座長〕

太陽光発電の研究開発を行うとともに、自治体向けの導入マニュアルの作成や普及啓発活動を行うユーザー団体の指導に積極的に取り組み、地球温暖化の防止に貢献している。

  は せ が わ ひ ろ し
  長 谷 川    博(50歳)

〔東邦大学理学部助教授〕

絶滅のおそれのあるアホウドリについて、繁殖地である鳥島で多年にわたり調査研究を行うとともに、営巣地の確保やつがいの誘導などその保護増殖に取り組み、野生生物の保護に貢献している。

【 団 体 】

団体名・代表者氏名 功  績  概  要

三洋電機株式会社
           こんどう さだお
代表取締役社長 近 藤 定 男

所在地:大阪府守口市

アホウドリの音声再生装置や太陽電池を用いた電源装置を独自に開発するとともに、その整備や改良に積極的に取り組み絶滅のおそれのあるアホウドリの保護増殖の成功に貢献している。

箱根ボランティア解説員連絡会

         いしだ やすこ
会  長    石 田 靖 子

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町

長年にわたり自然解説、動植物の情報収集提供等のボランティア活動を行い自然保護思想の普及啓発及び国立公園の保護及び適正な利用の推進に貢献している。

株式会社西日本科学研究所

         ふくどめしゅうぶん
代表取締役   福 留 脩 文

所在地:高知県高知市

自然の素材や伝統的技法を活用した環境土木技術を開発するとともに、積極的にその普及啓発に努め、河川の生態系の復元など環境の保全に貢献している。

株式会社エム・エス・ケイ

           かさはらただお
代表取締役社長 笠 原 唯 男

所在地:東京都新宿区

太陽光発電の技術開発に幅広く取り組み、住宅用の屋根建材一体型システムや学校教材用モジュールを開発普及するなど地球温暖化の防止に貢献している。
連絡先
環境庁長官官房
秘書課長:西尾 哲茂(内610)
 課長補佐:正木 清郎(内613)