報道発表資料

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1999年05月25日

'99低公害車フェアの開催について

 来る6月5日、6日の両日、東京・代々木公園において、世界環境デー関連行事として『'99低公害車フェア』を開催する。
 今回のフェアの特徴は、次の3点である。

  1. 展示される低公害車は88車種、114台で我が国で利用可能なほぼ全ての種類の低公害車が出展される。
  2. 環境庁が開発した次世代新型電気自動車「ルシオール」のほか、最新の低公害車に試乗ができる。
  3. 世界環境デー記念関連行事の一つとして、低公害車パレードを行う。

 電気自動車・天然ガス自動車などの低公害車の普及は、大都市を中心とする自動車NOx等の大気汚染防止や地球温暖化対策に有効であり、環境基本計画等でも今後の重要な施策の一つとして掲げられている。
 『'99低公害車フェア』は、現在我が国で走行している低公害車及び開発中の低公害車の展示、試乗等を通じて、低公害車に対する国民の理解を深め、その普及促進を図るものであり、次のとおり開催する。
 本フェアは、昭和61年以来、環境月間関連行事として毎年開催、今回が14回目となる。

1.日 時  平成11年6月5日(土) 11:00~17:00
             6月6日(日) 10:00~16:00

2.会 場  東京都立代々木公園イベント広場(入場無料)
       ※JR原宿駅から徒歩7分、NHKホールの北側

3.主 催  環境庁、公害健康被害補償予防協会、東京都

4.後 援  通商産業省、運輸省

5.協 賛  (財)日本電動車両協会、 (財)運輸低公害車普及機構、
       (財)石油産業活性化センター、 (社)日本ガス協会、
       (社)日本自動車工業会、電気事業連合会、(財)エコステーション推進協会

6.内 容

{1}

オープニングセレモニー(6月5日11:00~11:20)

  • オープニングを告げる映像の後、開会式(真鍋大臣ほか主催者挨拶、テープカット等)を行う。
{2}

低公害車の展示

  • 自動車メーカー、関係団体等から出展される88車種、114台の低公害車を一挙展示。これは、東京で行う低公害車フェアとしては、過去最大規模である。【別添1参照】
    ※昨年実績は79車種、109台。今回初出展は、40車種57台。
  • 電気自動車用の充電設備、天然ガス自動車用の充填設備など関連設備も展示する。
  • これらの低公害車等は、電気自動車、天然ガス自動車等車種別にグループ分けして展示し、各車両の特徴等について説明員がパネルやパンフレットを用いて説明を行う
{3}

低公害車の試乗

  • 展示される低公害車の一部(電気自動車、天然ガス自動車等)を用いて試乗会を行う。
  • この中には、環境庁が開発した新型電気自動車「ルシオール」が含まれる。
{4}

低公害車に係る情報の提供と呼びかけ

  • ステージで、各自治体等の低公害車普及推進の活動事例等をVTRで紹介する。
  • ステージ前広場に展示したパネルで、地域レベルでの低公害車普及・導入の取り組みを紹介する。
  • アイドリングストップ機能付きハイブリッドバスの試乗(東京都交通局の協力)を行い、アイドリング・ストップ運動への参加呼びかけも行う。
{5}

低公害車パレード

  • 「世界環境デー」記念関連行事の一環として、低公害車のパレードを行う。
      
    日程: 6月6日(日)10時40分頃~11時頃
    経路: 代々木公園→渋谷区役所前交差点→(公園通り)→渋谷駅前交差点→(青山通り)→国連大学本部前
    内容: 市販車から市民の手づくり車まで、いろいろな用途に実用されている低公害車約50台が参加する。
{6}

その他

  • 会場内において、各コーナー回遊式のクイズ・ラリー、その他各種イベントを行う。

添付資料

連絡先
環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課   長   鈴木 安次 内線6520
 主   査   小林野武夫 内線6522

特殊法人公害健康被害補償予防協会基金事業部
 部   長   阿部  晶 3586-6041