報道発表資料

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1999年05月28日

第2回『グリーン購入大賞』最終審査結果の発表について

グリーン購入ネットワーク(GPN)では、このほど第2回『グリーン購入大賞』の最終審査結果を発表した。
5月21日に開いた最終審査の結果、グリーン購入大賞に富士ゼロックス(株)、準大賞に山形日本電気(株)、最優秀賞に(株)三森屋が選ばれた。
また、優秀賞は、コクヨ(株)、仙台市、武蔵野市、(社)八日市青年会議所の4団体、優良賞は、コープこうべ、(株)ヒサダ昭栄堂、(株)日立製作所、(株)リコーの4団体。
 大賞に選ばれた富士ゼロックス(株)は、経営トップの明確なコミットメントを伴ったグリーン購入の推進体制や、金額把握を含めた進捗状況のチェック&レビューの徹底などが高い評価を受けた。
 同社はグリーンオフィス運動の一環として97年にオフィス用品のグリーン購入を始め、今年2月からは資材のグリーン調達ガイドラインを本格運用している。
準大賞の山形日本電気(株)は、従業員の家庭や地域へのグリーン購入普及を意図した活動や、社員によるグリーン製品のモニタリング制度など社員を巻き込んだ丁寧な取組が評価された。
九州全域で事務用品販売を手掛ける(株)三森屋(本社:福岡市)は、流通業者として明確な経営ポリシーをもってユーザーにグリーン購入を広めた功績や、ユーザーとメーカーを橋渡ししてグリーン製品の開発を働きかけたことなどが評価され、特別に最優秀賞が授与されることになった。

第2回目を迎えた今年のグリーン購入大賞には、日本を代表する大企業だけでなく、地方を拠点とする中小企業や団体からも多くの応募が寄せられた。審査会では地域に根差したそれらの取組が評価され、複数が入賞団体に選ばれた。
 『グリーン購入大賞』は、グリーン購入について優れた取り組みを行う団体を選んで表彰する制度で、今年はその第二回目となる。審査委員長は東京大学生産技術研究所の山本良一教授。今年1月から2月にかけて募集を行い、34団体の応募の中から3月の第一次審査会で優秀賞7団体、優良賞4団体が選ばれた。さらに、今月21日に家の光会館(東京・飯田橋)で行われた第二次審査の発表審査会により、今回、優秀賞の中から大賞、準大賞、最優秀賞が決定したもの。
 なお、表彰式は6月30日、東京国際フォーラムで開催される『グリーン購入フォーラム99』の中で行われる。
 グリーン購入大賞とフォーラム99に関する問合せはGPN事務局(電話.03-3406-5155)まで。

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局環境保全活動推進室
室  長 :伊藤哲夫 (6196)
 室長補佐:唐木徳子(6263)
 担  当 :荒川幸一 (6267)

グリーン購入ネットワーク事務局
 担当:佐藤、水野、冨田
 電話:(03)3406-5155

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