報道発表資料

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1999年05月31日

G8環境未来フォーラムの神奈川県開催について

環境庁は、2000年(平成12年)のG8環境未来フォーラムを、神奈川県の協力を得て神奈川県葉山町において開催することとしましたのでお知らせします。

1.G8環境未来フォーラムの概要

 G8環境未来フォーラムは、1997年(平成9年)以来、G8環境大臣会合の開催国が、大臣会合の前に開催している。本フォーラムにおいては、G8各国における環境分野の官民学の専門家による率直な意見交換・情報交換が行われている。
 本フォーラムにおける議論の内容及び結果は、G8環境大臣会合に反映される。

2.2000年G8環境未来フォーラムの日時・場所等

主 催 環境庁
協 力 神奈川県
日 時 2000年(平成12年)1月又は2月
場 所 神奈川県葉山町
出席者 G8各国における環境分野の官民学の専門家
議 題 気候変動に係る国内対策についての「ベスト・プラクティス」に関する経験の交換等(予定)

3.その他

 本フォーラムの詳細については、適切な段階で再度お知らせします。

 【参考1】G8環境未来フォーラム 過去の開催経過

1997年4月 米国(ワシントン

)―  
G7環境未来フォーラム
1998年2月 英国(ロンドン)

1999年1月 ドイツ(ボン)

|―

G8環境未来フォーラム

 【参考2】「ベスト・プラクティス」とG8環境未来フォーラム
 12. 我々は、率先して気候変動に対処し、条約及び京都議定書に基づく義務を果たす ため、国内的に効果的な措置をとることにより排出トレンドを変えるためにあらゆる 努力を行うことを決意する。我々は、温室効果ガスの排出の相当の削減を達成し、及 び2005年までに目に見える形の進展を示すために必要な国内の施策の策定及び実施に ついて、スタートを切ろうとしている。我々は、そのような削減が、各国における既 存のノー・コスト又はロー・コスト施策の実施可能性を追求することなどによって、 費用対効果上有効に達成し得ることを確信する。特に、先進国は、より効率的な技術 の開発と浸透を進展するためのインセンティブ、情報、その他の対策の役割を認識す るべきである。我々は、議定書の下でこの分野における協力を促進するため、ブエノ ス・アイレスで合意された政策措置の「ベスト・プラクティス」に関する経験の交換 に積極的に参加する。次回のG8環境未来フォーラムはこの問題に具体的に取り組み、 その結果を来年我々に報告する。
G8環境大臣会合(1999年3月26日~28日、独シュヴェリーン)コミュニケ(環境庁地球環境部仮訳)より

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部企画課
課  長  柳下正治(6731)
 課長補佐 尾川 毅(6721)
 専 門 官  佐藤邦子(6736)