報道発表資料
このフェスティバルは、環境庁が1995年度から小中学生を対象として進めている「こどもエコクラブ事業」に参加している全国の子ども達の交流等を目的として開催されるもの。
フェスティバルの開催に先立ち、各クラブの1年間の活動成果をまとめた壁新聞を募集したところ、262クラブから応募があり、その中から活動がユニークなクラブ、自主性のあるクラブなど、全国46クラブをフェスティバルに招待する。
フェスティバルでは、応募のあった壁新聞をすべて展示する他、壁新聞セッション、アジアの子ども達との交流、スタンプラリーなどが行われる。
29日は公開プログラムで、誰でも参加できる。
- '98こどもエコクラブ全国フェスティバルの開催について
1995年度から全国で展開されている「こどもエコクラブ」の様々な活動の紹介や開催地の子ども達と参加クラブの子ども達の交流を図るとともに、広く一般市民に対し「こどもエコクラブ事業」の普及、啓発を図ることを目的として、'98こどもエコクラブ全国フェスティバル実行委員会(環境庁、名古屋市、愛知県、(財)日本環境協会)は3月28・29日に名古屋市において、「'98こどもエコクラブ全国フェスティバル」を開催する。
28日(土)には、招待クラブの子ども達とアジア(インド、インドネシア、タイ)の子ども達との交流等を目的として、壁新聞を題材とした「壁新聞セッション」などを行う。29日(日)には、地元の子ども達によるおはやし演奏や子ども達からのメッセージ発表の他、会場内の各ブース(壁新聞横丁、市民横丁、かいしゃ横丁、かんきょう科学寺小屋など)に設けられた様々なポイントをまわって「なぞのキーワード」を探すスタンプラリーなどが行われる。この日は、こどもエコクラブ会員だけではなく、一般市民、子ども達にも広く参加を呼び掛けている。
なお、29日のオープニングセレモニーには、環境庁長官、名古屋市長、愛知県知事が出席する予定。
- (1)名称
- :'98こどもエコクラブ全国フェスティバル
- (2)主催
- :'98こどもエコクラブ全国フェスティバル実行委員会(環境庁、名古屋市、愛知県、(財)日本環境協会)
- (3)日時
- :平成10年3月28日(土)・29日(日)
- (4)場所
- :名古屋市公会堂、鶴舞公園
- (5)後援
- :文部省
(申請中)朝日新聞社、産経新聞社、中日新聞社、日本経済新聞社、日本放送協会、毎日新聞社、読売新聞社(五十音順) - (6)協賛
- :トヨタ自動車(株)
- (7)協力
- :NEC、NTT、京セラコミュニケーションシステム(株)、東邦ガス(株)、中部電力(株)、中部リサイクル運動市民の会、名古屋青年会議所環境問題委員会、日本生活協同組合連合会(五十音順)
- (8)プログラム
- :別紙のとおり
- '98こどもエコクラブ全国フェスティバル招待クラブについて
こどもエコクラブの活動は、各クラブが自ら目標を決めて活動を行う「エコロジカルあくしょん」と、こどもエコクラブ全国事務局から紹介される「エコロジカルとれーにんぐ」の2つの柱からなる。
今回、1年間の「エコロジカルあくしょん」の活動成果を壁新聞として募集したところ、全国から262クラブの応募があった。活動のユニークさ、自主性、チームワーク、地域密着性、アピール性、継続性、発展性などのある46クラブ(原則、各都道府県1クラブ)が、こどもエコクラブ全国フェスティバルに招待される。
- (招待クラブと活動のテーマ)
-
- ・こどもエコクラブくしろ(北海道釧路市)
- 「自然環境学習を実践して」
- ・野辺地町こどもエコクラブ「わんぱく探偵団」(青森県野辺地町)
- 「私たちの川に、ホタルをよびもどそう」
- ・イーハトーブこどもエコクラブ・ネットワーク(岩手県東和町)
- 「身近な自然や地域の歴史や文化に親しもう」
- ・柴田おもしろ探検隊(宮城県柴田町)
- 「自然や歴史と楽しく遊び大切にする気持ちを持とう」
- ・ふるさと探検クラブ(秋田県秋田市)
- 「ふるさとの自然に触れ、自然のよさを味わい、これからのふるさとについて考える」
- ・富田小学校こどもエコクラブ(福島県郡山市)
- 「逢瀬川にきれいな流れをとりもどそう」
- ・エコまるグリーンクラブ(茨城県茨城町)
- 「身近なかんきょうを守ろう」
- ・栃木県立足利養護学校(栃木県足利市)
- 「愛鳥活動をはじめとした環境保護」
- ・粕川キッズエコクラブ(群馬県粕川村)
- 「ホタルを守る、川をきれいにする」
- ・のびのび(埼玉県吉見町)
- 「できることから楽しくはじめよう!」
- ・柏七小エコクラブ(千葉県柏市)
- 「身近な環境を見直そう」
- ・アップルクラブ(東京都中野区)
- 「みんなで楽しく環境を考え、体験する」
- ・港南台自然観察クラブ・クロロ(神奈川県横浜市)
- 「住んでいる団地の敷地に残されたわずかだけれど大切な自然に親しみ、生活を見直してみる」
- ・森海磯部J(新潟県能生町)
- 「自然に親しみ、地球や日本、磯部の環境問題を知り、自分たちにできることを考え実行しよう!!」
- ・西広谷小エコクラブ(富山県高岡市)
- 「森林を守る、天蚕観察」
- ・いぬまるこどもエコクラブ(石川県小松市)
- 「地域の美化から地球を守っていこう」
- ・緑と水の探検隊(福井県敦賀市)
- 「中池見湿地とその周辺の自然観察と清掃」
- ・江草にこにこ・こどもエコクラブ(山梨県須玉町)
- 「地域の環境保全と環境学習」
- ・コスモス2組(長野県伊那市)
- 「校内水路公園の水質浄化」
- ・トール・ボランティアクラブ(岐阜県岐阜市)
- 「リサイクル品を地域に生かそう」
- ・オームストロング(静岡県清水市)
- 「家族による小さな力のエコロジー活動を率先しよう!」
- ・昭和橋小学校こどもエコクラブ(愛知県名古屋市)
- 「環境地図作りからリサイクル調べ及びリサイクルにチャレンジまで」
- ・地球ニコニコクラブ(愛知県名古屋市)
- 「地球を守ろう」
- ・ILOVEアース(愛知県豊田市)
- 「巴川水生生物調査」
- ・スイミー(三重県名張市)
- 「みんなで協力して、楽しく環境問題を学ぶ」
- ・柊野エコッチクラブ(京都府京都市)
- 「身近な自然を守るところから地球環境を考えよう」
- ・トンボ(大阪府八尾市)
- 「生ごみの再利用」
- ・プラタナス(兵庫県神戸市)
- 「身の回りを見直し、地域を再発見し楽しもう」
- ・こどもエコクラブPeace(奈良県大和郡山市)
- 「自主性を大切にして、学習しそれらをもとに考え、実行する」
- ・ひまわり子供会(和歌山県上富田町)
- 「身近な自然を楽しもう!」
- ・尚徳中学校科学部(鳥取県米子市)
- 「中海の環境を守ろう!」
- ・NRCC(なぐリサイクル&クリーンアップクラブ)(島根県都万村)
- 「隠岐の豊かな自然を体感しよう」
- ・地球を守ろう4Aクラブ(岡山県岡山市)
- 「今までの活動をふり返ろう」
- ・広島地球ウォッチングクラブホタルキッズ(広島県広島市)
- 「みんなに伝えよう環境問題」
- ・プラントクラブ(山口県長門市)
- 「環境について・地球のつながり」
- ・初草6年(徳島県穴吹町)
- 「知ろう広げよう地域の自然と知恵」
- ・ライオンズ(香川県観音寺市)
- 「ぼくたちにできること」
- ・小野中エコクラブ(愛媛県松山市)
- 「水質調査(小野川)・環境問題」
- ・ANGELCORORIN(高知県土佐山田町)
- 「空気のよごれを調べよう」
- ・アースガードキッズ(福岡県福岡市)
- 「地球を守ろう」
- ・南曽根中学校2年3組こどもエコクラブ(福岡県北九州市)
- 「環境学習のグループ研究の報告」
- ・錦川フレンズ(熊本県玉名市)
- 「私たちの錦川をまもろう」
- ・横瀬エコクラブ(大分県大分市)
- 「自然とふれあおう、子供達と」
- ・地球大好きクラブ(宮崎県宮崎市)
- 「そうじ・自然から多くの事を学ぶ」
- ・宮内エコクラブ(鹿児島県隼人町)
- 「私たちの暮らしと地球環境のつながりを学ぶ」
- ・古見こどもエコクラブキバリョー・ファーマー(沖縄県竹富町)
- 「身近な自然を知ろう・遊ぼう・大切にしよう!」
(参考)こどもエコクラブに関するホームページ
http://www.wnn.or.jp/wnn-jec/*:プログラム別紙は省略
- 連絡先
- 環境庁企画調整局企画調整課環境保全活動推進室
室 長 :伊藤 哲夫(6196)
室長補佐 :岸 規子 (6262)
担 当 :山本、川合(6264)