報道発表資料

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1999年06月15日

「世界砂漠化・干ばつ対処の日」とその関連行事について

6月17日は、砂漠化問題についての普及・啓発を推進するため、国連総会決議により「世界砂漠化・干ばつ対処の日」と定められている。
 この趣旨を踏まえ、環境庁では、6月28日(月)に大阪において記念セミナー「世界の砂漠化の現状と日本の役割」を開催する。

 6月17日は、1994年の同日に「砂漠化に対処するための国連条約」が採択されたことを記念して、国連総会決議で「世界砂漠化・干ばつ対処の日」と定められており、砂漠化問題についての普及・啓発を推進することとされている。
 本条約は、開発途上国(特にアフリカの国)において深刻化する砂漠化及び干ばつに対し、国際社会が協力して取り組むことを規定した条約で、我が国も昨年(平成10年)9月に締結している。
 環境庁では、砂漠化問題に関する一層の普及啓発を図ることを目的として、世界砂漠化・干ばつ対処の日記念セミナー「世界の砂漠化の現状と日本の役割」を開催する。

日 時 1999年6月28日(月) 13:30~17:00 (開場:13:00)
会 場 KKRホテル大阪・銀河の間(西)(大阪市中央区馬場町2-24)
主 催 環境庁、財団法人地球環境センター、
地球環境関西フォーラム、財団法人地球・人間環境フォーラム
共 催 大阪府、大阪市
参加費 無 料
定 員 100名
プログラム(予定)
砂漠化対処条約と日本の役割(三好信俊/環境庁地球環境部環境保全対策課調整官)
砂漠化とは何か~科学の目からみた砂漠化のメカニズム(恒川篤史/東京大学大学院農学生命科学研究科助教授)
現場からの報告1~チャド、ブルキナファソでの取り組み(高橋一馬/緑のサヘル代表)
現場からの報告2~エチオピア、ルワンダへの支援(山田高司/ナイルの会代表)
パネルディスカッション「砂漠化防止に日本はどのように貢献できるか」(三好信俊、恒川篤史、高橋一馬、山田高志、高見邦雄/緑の地球ネットワーク事務局長)

申し込み・問い合わせ先:財団法人地球環境センター(砂漠化セミナー係)
 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-110 
  tel.06-6915-4121       
  fax.06-6915-0181       
    e-mail:gec@unep.or.jp       
連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課  長:竹内恒夫(6740)
 調整官 :三好信俊(6284)
 補  佐:藤田賢二(6286)
 担 当 :高橋啓介(6287)