報道発表資料

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1999年06月01日

トキの発育停止卵の検査結果について

 本日、佐渡トキ保護センターのふ卵器内の卵1個について検卵したところ、発育の停止が決定的であったため、新潟県中央家畜保健衛生所に検査を依頼した。

 現段階で判明した結果は以下のとおり。

・  卵の内部には胚子の形成がみられ、有精卵であったことが確認された。
・  胚子の大きさ(体長1cm程度)から、極めて早期(産卵後1週間以内)に発育が停止胚子の大きさ(体長1cm程度)から、極めて早期(産卵後1週間以内)に発育が停止


 引き続き同所に精密検査(微生物検査等)を依頼しているが、結果が出るには約1ヶ月程度かかる見込み。

連絡先
環境庁自然保護局野生生物課課長:森 康二郎
担当:鳥居・植田(5521-8284)