報道発表資料

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1999年03月10日

廃棄物の最終処分に関する基準の一部改正等の諮問について\\

環境庁は、廃棄物の環境保全上適切な処理を推進するため、3月10日、中央環境審議会(会長近藤次郎(財)国際科学技術財団理事長)に対し、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく廃棄物の最終処分に関する基準の項目追加等について諮問する。この諮問は、同日開催される同審議会廃棄物部会(部会長平岡正勝京都大学名誉教授)に付議される。

1.趣旨
 環境庁は、2月22日に、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、ふっ素並びにほう素の3項目を公共用水域及び地下水の水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準の項目として追加を行ったところである。また、あわせて、同日に水質汚濁防止法に基づく排出水の規制、地下浸透水の浸透等の規制に係る項目追加等について中央環境審議会に諮問を行ったところである。
 このような状況を踏まえ、廃棄物の環境保全上適切な処理を推進するため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく廃棄物の最終処分に関する基準の項目追加等について同審議会の意見を求めるものである(別紙)。

2.今後の予定
 当該諮問については、廃棄物部会の最終処分基準等専門委員会(委員長花嶋正孝福岡大学工学部教授)で専門的事項について検討を行う。
 環境庁としては、今後、1年程度の検討を踏まえ、答申をいただきたいと考えている。

連絡先
環境庁水質保全局企画課海洋環境・廃棄物対策室
室長:太田(6620)
 補佐:榑林(6621)
 担当:高柳(6625)