報道発表資料
「地球環境と夏時間を考える国民会議」では、先般取りまとめられた報告書(案)について、現在、国民の皆様のご意見を募集しているところですが、併せて、最終報告書で使用するための「夏時間」、「サマータイム」制度の適切な名称を、広く一般から募集することといたしますので、お知らせいたします。
1.目的
政府では、地球温暖化対策推進大綱(平成10年6月決定)に基づき、「地球環境と夏時間を考える国民会議(座長:茅陽一慶應義塾大学大学院教授)」を平成10年9月から開催し、これまでに述べ11回の検討を行ってまいりました。
「サマータイム」制度とは、日の出時刻が早まる時期(例えば4~10月)には、時計の針を1時間進め、夕方の明るい時間を増やし、日の出から1日の活動開始まで太陽光を有効活用できない時間を減らす制度です。「国民会議」では、現在、「夏時間」、「サマータイム」という呼び名について議論が行われているところです。海外では、北米を中心に、デイライト・セイビング・タイムという呼び名が使われており、太陽の有効活用を目的とした制度であることがわかりやすいのに対して、「夏時間」、「サマータイム」という呼び名は、制度の内容を正しく表していないのではないか、という問題が提起されています。
先般取りまとめられた「地球環境と夏時間を考える国民会議」報告書(案)については、現在、国民の皆様の意見を募集しているところですが、併せて、最終報告書で使用するための「夏時間」、「サマータイム」制度の適切な名称を、広く一般から募集することといたします。なお、報告書(案)や国民会議での議論の概要は、国民会議運営事務局のホームページをご参照下さい。(http://www.kokuminkaigi.gr.jp)
2.募集要領
- 募集締切 4月19日(月)まで(当日消印有効)
- 募集方法 官製はがきによる(はがき1枚につき1案の募集とします。)
- 記載事項 住所、氏名、年齢、職業、電話番号、「名称」及びその名称とする簡単な理由
- 賞 品 最もふさわしい名称1点に、30万円相当の賞品
- 【送付先】
- 〒100-8612 東京都千代田区中央郵便局私書箱1111号HHD
「地球環境と夏時間を考える国民会議」運営事務局 宛
- 審査方法
- 「地球環境と夏時間を考える国民会議」第8回中央国民会議(4/26開催)において、委員により決定。
- 同じ名称が多数あった場合は、抽選により1名を決定する。
- 審査結果によっては、該当無しの場合もあります。
- その他
- 応募のあったはがきについては、返却しない。
- 採用作品の著作権、使用権については、全て国民会議運営事務局に帰属する。
- 結果発表については、事務局のホームページに掲載します。
- 連絡先
- 環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課 長:竹内恒夫(内6740)
課長補佐:坂本文雄(内6757)
課長補佐:上野賢一(内6737)
担 当:大貫太一(内6760)