報道発表資料

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1999年10月25日

「せとうちネット」による情報提供の開始について

環境庁では、瀬戸内海に関する既往の研究成果をはじめ、水質、生物等の環境データ、社会経済データ等の情報のデータベースを整備し、インターネットで広く一般に公開する、瀬戸内海研究・環境等情報ネットワーク(せとうちネット)の構築を進めてきたが、10月25日から公開を行うことになった。
1.せとうちネット構築の目的

 瀬戸内海沿岸の各種機関において実施されている各分野の既往の研究成果をはじめ、瀬戸内海の環境データ、社会経済データ等の各種情報を集約し、総合化することにより、瀬戸内海の環境保全に資することを目的とする。
 なお、本年1月の瀬戸内海環境保全審議会の答申「瀬戸内海における新たな環境保全・創造施策のあり方について」においても、瀬戸内海の更なる環境改善に向けて、研究者・研究機関の連携の強化と調査研究、技術開発の推進、環境への負荷の低減に向けた住民参加の推進及びそれらの前提となる情報提供の推進が提言されている。

2.せとうちネットのホームページアドレス(URL)

     http://www.seto.or.jp/

 なお、環境庁環境情報提供システム(EICネット:環境庁ホームページ http://www.eic.or.jp/ )「トピックス」メニューからも、アクセスが可能。

3.提供する情報(別添に詳細を記載)

[1] 瀬戸内海の環境情報
 自然環境、社会経済、環境保全対策、文化・歴史、レクリエーション、島嶼、魚類に関する情報
 
[2] コミュニケーション広場
 瀬戸内海の環境保全に関するNGO等が主催するイベント情報等
 
[3] 学術研究・調査データベース
 瀬戸内海に関する環境庁の調査研究報告書及び文献検索(利用に当たっては利用者登録が必要)

4.運営

   (社)瀬戸内海環境保全協会が行う。
     (電話 078-241-7720)
連絡先
環境庁水質保全局瀬戸内海環境保全室
室   長 :浅野 能昭(6660)
 室長補佐 :岸  弘之 (6663)