報道発表資料

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2000年12月26日

平成13年度地球環境保全関係予算(案)について

環境庁は、このほど、関係省庁の平成13年度地球環境保全関係予算(案)を取りまとめた。
 平成13年度政府予算(案)における地球環境保全関係予算(案)は総額6,399億円(うち日本新生特別枠等特別枠が157億円)で、対前年度伸び率は、-0.9%となった。

 主な予算(案)は以下のとおり。

(単位の記述のないものの単位は百万円。本頁及び次頁において括弧内は平成12年度予算)

1. 国際的枠組みづくり 89億円
  地球環境保全のための国際的な枠組みづくりを積極的に推進する。
  IPF/IFF行動提案推進アジア地域国際森林専門家会合開催(農林水産省) 20 ( 0)
  先進国国土交通担当大臣会合の開催及び国際共同研究プロジェクト(国土交通省)
 
186 ( 0)
2. 観測・監視、調査研究 1,181億円
  地球環境保全のため、その科学的基礎となるデータの整備・調査研究を行う。
  アジア太平洋地域環境イノベーション戦略推進費(環境省) 600 ( 0)
    うち環日本海海洋環境ウォッチ 65 ( 0)
  地球シミュレーターの開発(文部科学省(科学技術庁)) 9,326 ( 8,093)
  地球フロンティア研究システム(文部科学省(科学技術庁)) 3,617 ( 3,468)
  総合地球環境学研究所(仮称)の創設(文部科学省(文部省)) 439 ( 54)
  アジア東部地域森林動態把握システム整備事業(農林水産省) 198 ( 0)
  地域新エネルギー・省エネルギービジョン策定等事業費補助金(経済産業省)
 
1,519 ( 0)
3. 技術開発、普及 4,084億円
  地球環境保全のための技術の開発、普及を図る。
  環境分子の化学変換に関する研究(文部科学省(科学技術庁)) 95 ( 84)
  農林業におけるバイオマスエネルギー実用化技術の開発(農林水産省) 180 ( 0)
  バイオマスエネルギー高効率転換技術開発費補助金(経済産業省) 2,000 ( 0)
  エネルギーと資源の自立循環型住宅・都市基盤整備支援システムの開発(国土交通省(建設省)) 44 ( 0)
  スーパーエコシップの研究開発(国土交通省(運輸省))
 
150 ( 0)
4. 環境協力の推進 259億円
  開発途上国の地球環境保全のための努力に対し、資金、技術の両面において、協力していく。
  21世紀初頭における環境・開発統合支援戦略策定費(環境省) 65 ( 0)
  G8森林違法伐採対策(農林水産省) 162 ( 129)
  「空のARGO」国際共同研究プロジェクト(国土交通省(運輸省))
 
24 ( 0)
5. 環境配慮 4億円
  政府開発援助の実施に際しての環境配慮を強化する。
6. 国内の持続可能な社会の実現に向けた取組 781億円
   身近な生活を地球環境保全型にしていく。
  エネルギー需要最適マネジメント推進事業(経済産業省) 2,000 ( 0)
  交通需要マネジメント(TDM)社会実験(国土交通省(運輸省)) 700 ( 0)
  地球温暖化防止先進技術実践普及事務費(環境省) 25 ( 0)

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部企画課
課    長 :一方井誠治(6731)
 課長補佐 :田中  聡志(6734)
 担    当 :永見  靖  (6735)
          :香具  輝男(同)