報道発表資料

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1999年11月10日

自動車税制のグリーン化等地球温暖化対策に関するイベントの開催について

現在、環境庁では運輸部門に係る地球温暖化対策として、「自動車税制のグリーン化」を運輸省と共同要望しているところであるが、 本税制改正及び低燃費自動車の大量普及の重要性を知っていただくため、11月中に2つのイベントを開催する。         
1.イベントの概要
 [1] 地球温暖化防止フェア(カメラ取り可能)
    ~低燃費自動車を普及させましょう~

    日時:平成11年11月16日(火)~26日(金)
    場所:運輸省1F駐車場、1F展示ブース
    内容:低燃費自動車の展示・試乗会
       地球温暖化防止パネル展示
      (自動車関係諸税のグリーン化、地球温暖化の現状等)
※16日(火)12:30~ 運輸省1F駐車場において、清水環境庁長官・二階運輸大臣によるテープカット・低燃費自動車の視察・試乗があります。
                注:国会等の状況により変更があり得ます。
 [2] 地球温暖化防止シンポジウム(カメラ取り可能)
    ~地球環境と共生する自動車社会を目指して~

    日時:平成11年11月26日(金)13:00~15:40
    場所:東条インペリアルパレス(東條会館)
    内容:パネルディスカッション
       「テーマ:地球温暖化問題と自動車税制のグリーン化」
       基調講演
       「21世紀に向けて 地球温暖化抑制への更なる技術革新」
           (本田技研工業(株) 萩野 道義 代表取締役専務取締役)

      ※イベントの詳細については、別添資料参照

2.イベント開催の趣旨

 1997 年 12 月に京都で行われた気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)において、温室効果ガスの具体的削減目標などを定めた京都議定書が採択され、我が国には温室効果ガスの6%削減が設定されました。

 この目標を達成するには、国民一人一人が地球環境問題の重要性を認識し、二酸化炭素削減のための努力を進めていく必要があります。

 特に、全体の約 20 %を占める運輸部門からの二酸化炭素の排出量は近年増加の一途をたどっており、運輸部門排出量のうち約 90 %を占める自動車起因の二酸化炭素を抑制することが喫緊の課題となっています。

 そのためには、二酸化炭素の排出が少ない低燃費自動車(燃費の良い車)を普及させていく必要があります。

 本イベントは、これらの現状を受け、地球温暖化防止フェア及び地球温暖化防止シンポジウムの2つのイベントを開催することにより、[1] 地球温暖化問題の深刻さ、[2] 低燃費車のすばらしさ、[3] 自動車税制のグリーン化の重要さ などをアピールすることとしたものです。

3.その他

 入場料は無料。ただし、地球温暖化防止シンポジウムについては、郵送もしくはFAXにより、下記宛てに事前に参加申し込みをお願いします。

<申込先>
      交通エコロジー・モビリティ財団
 〒102-0083 東京都千代田区麹町5-7 秀和紀尾井町TBRビル 808 
          TEL:03-3221-7636、FAX:03-3221-6674

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課   長 :竹本和彦(内線6740)
 課長補佐 :塚本直也(内線6737)
 担   当 :小紫雅史(内線6760)