報道発表資料
環境庁、通商産業省、運輸省は、わが国で入手可能なすべての低公害車に関する情報を網羅した「低公害車ガイドブック’99」を作成し、低公害車の導入を検討する各方面への提供を図ることとした。
本ガイドブックは、国内の自動車メーカー及び輸入販売事業者の協力により、電気自動車、天然ガス自動車など様々な低公害車について、その性能、価格、メンテナンス体制等の最新情報を整理するとともに、各種支援措置等に関する情報も掲載している。
本ガイドブックは、国内の自動車メーカー及び輸入販売事業者の協力により、電気自動車、天然ガス自動車など様々な低公害車について、その性能、価格、メンテナンス体制等の最新情報を整理するとともに、各種支援措置等に関する情報も掲載している。
1.趣旨 |
電気自動車、天然ガス自動車等の低公害車の普及は、大都市における大気汚染対策や地球温暖化対策の主要な柱の一つであり、環境基本計画、率先実行計画、自動車NOx計画においても政府の方針として位置づけられている。
低公害車の普及促進策の一環として、低公害車の普及推進にあたる環境庁、通商産業省、運輸省の3省庁が協力して、わが国の低公害車に関する最新情報を「低公害車ガイドブック’99」としてとりまとめ、各省庁、地方自治体等に配布するほか、広く関係方面への提供を図ることとした。
2.本ガイドブックの概要 |
(1) | 現在、日本国内で入手できる低公害車(販売又はリースにより市場に供給される車)のすべてを収録。収録した車両は、電気自動車12車種、天然ガス自動車46車種、メタノール自動車1車種、ハイブリッド自動車9車種、の68車種(昨年度69車種)。[別紙参考] |
(2) | 低公害車の情報は、各自動車メーカーや輸入販売事業者の協力により提出された、車両の価格、性能、メンテナンス体制、連絡先等の、購入や維持管理に必要な広範なデータを網羅。 |
(3) | ガイドブックの利用者が低公害車導入を検討する際に活用しやすいよう、乗用車、貨物車、塵芥車、バス等、車両の用途別に整理して掲載。 |
(4) | また、低公害車の燃料等供給施設の設置状況や低公害車導入に関する各種支援措置の情報についても、併せて掲載。 |
なお、「低公害車ガイドブック」は、平成8年度から毎年作成しており、「低公害車ガイドブック’99」は、通算4冊目となる。 |
3.本ガイドブックの一般頒布予定 |
本ガイドブックは、各省庁及び地方自治体等に配布するほか、低公害車の導入利用を検討する各方面での利用に供するため、一般にも有償にて頒布する予定である。
(1)発 行 (財)環境情報普及センター (2)定 価 2,100円 (3)頒布開始時期 平成11年11月上旬(予定) (4)問い合わせ先 (財)環境情報普及センター 〒105 東京都港区虎ノ門1-5-8オフィス虎ノ門1ビル TEL:03-3595-3992 FAX:03-3595-0227
4.インターネットによる低公害車情報の提供について |
今回、「低公害車ガイドブック’98」(昨年度版)の内容を環境庁ホームページ及びEICネットホームページで公開することとした。インターネット上で次のアドレスにアクセスすることで、場所や時間を問わず、閲覧することが可能。
○アドレス(環境庁) http://www.eic.or.jp/eanet/ ○アドレス(EICネット) http://www.eic.or.jp/ |
また、本インターネット公開版についても、データの更新作業を行い、’99年版に更新することを予定している。(更新時期は未定)
添付資料
- 連絡先
- 環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課 長 :鈴木 安次 内線 6520
課長補佐 :宮崎 正信 内線 6521
主 査 :小林 野武夫 内線 6522