報道発表資料
「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、半径10km圏内を「野鳥監視重点区域」に設定し、監視を強化します。
1 主な経緯等
(1)渡り鳥糞便の採取地点
島根県安来(やすぎ)市
(2)経緯
・ 11月13日20時、京都産業大学より、島根県において、大学で独自に行っている渡り鳥糞便調査(11月3日に採取)により、コハクチョウの糞便2検体から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出された旨報告があった。
・ 同日、糞便採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
2 今後の対応
(1)野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を一層強化。
(2)全国での対応レベルは、すでに対応レベル2として監視を強化しており、引き続き監視を強化。
(3)野鳥緊急調査チームの派遣準備を開始。
(4)「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.htmlに掲載)に基づき適切に対応。
【留意事項】
・ 鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
・ 周辺地域のみならず国民の皆様におかれては、「野鳥との接し方について」
(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/20101204.pdf)に十分留意されるようお願いします。
【取材について】
・ 現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。
※ 環境省はホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/)
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8285
鳥獣保護管理企画官:堀内 洋 (内線6470)
室長補佐 :東岡 礼治(内線6475)
担当 :根上 泰子(内線6676)