報道発表資料
今般、湖沼等水質浄化技術分野で応募された技術について、実証機関において実証対象技術を2件選定し、環境省がこれを承認しました。
これらの実証対象技術については、実証試験を順次実施し、実証試験結果をとりまとめ、公表する予定です。
平成26年度環境技術実証事業 湖沼等水質浄化技術分野については、実証対象となる技術の募集を本年5月8日(木)から7月31日(木)まで行ったところ、2件の応募がありました。
実証機関である一般社団法人 埼玉県環境検査研究協会では、応募された技術について、形式的要件、実証可能性、環境保全効果等の要件を考慮の上、10月1日に開催された技術実証検討会での検討・助言を踏まえて実証対象技術として選定し、環境省がこれを承認しました。
選定した実証対象技術の概要は、下記のとおりです。
<実証対象技術>
1.環境配慮型撹拌装置「エムレボ エムレボエア」
(攪拌体により下層から湖水を吸い上げて、空気と混合したうえで水平方向へ噴出することによって溶存酸素を表層から下層まで効果的に供給する技術)
実証申請者名 : 株式会社 エディプラス
2.促進酸化水処理システム
(物理ろ過した処理水にオゾンを加え、さらに紫外線と光触媒を作用させることにより酸化力の高い活性酸素を発生させて汚濁物質を分解し除菌する技術)
実証申請者名: 株式会社 竹村製作所
今回選定した実証対象技術については、実証試験計画に沿って、実証試験を順次実施し、実証試験結果報告書(公表予定)を取りまとめます。
<問い合わせ先>
一般社団法人 埼玉県環境検査研究協会 実証事業事務局
担当:野口、鈴木
〒330-0855 埼玉県さいたま市大宮区上小町1450番地11
TEL :048-649-1151(内線:341・333)
FAX :048-649-5493
E-mail :news@saitama-kankyo.or.jp
URL :http://www.saitama-kankyo.or.jp/
※ 参考
環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術を実証する手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。(https://www.env.go.jp/policy/etv/)
各分野の実証試験要領については、環境省環境技術実証事業ウェブサイト
(https://www.env.go.jp/policy/etv/pdf/03/H26_6.pdf)を御参照ください。
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課
直通:03-5521-8315
代表:03-3581-3351
課長 :大村 卓 (内線6610)
課長補佐:緒方 博則(内線6617)
栗本 航