報道発表資料

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1999年10月04日

「APN国際シンポジウム」の開催について

APN(アジア太平洋地球変動研究ネットワーク)は、アジア太平洋地域における地球環境に関する国際共同研究を推進するために設立された政府間機関であり、現在、アジア太平洋地域を中心に20カ国が参加している。
 APNセンターが今年8月神戸に開設され、本格的に活動を開始したことを記念して、APNと兵庫県の共催により、平成11年10月20日(水)に神戸国際会議場においてAPN国際シンポジウムが開催される。同シンポジウムでは、世界各国から地球環境に関する研究者・専門家が招かれ、最新の地球環境研究の状況とAPNの取り組みが、一般の方にも分かりやすく紹介される。
APN国際シンポジウムの開催について

 APN(アジア太平洋地球変動研究ネットワーク)は、地球環境に関する国際共同研究を推進するために、アジア太平洋地域の20カ国が参加する政府間機関です。その活動拠点となるAPNセンターが、兵庫県の協力により今年8月に神戸に開設されました。
 これを記念して、APNと兵庫県の共催により、地球環境問題に関する国際シンポジウムを開催します。世界各国の地球環境に関する研究者・専門家が招かれ、最新の地球環境問題の状況とAPNの取り組みについて、一般の方にも分かりやすく紹介されます。


日 時: 平成11(1999)年10月20日(水) 10:00~17:00
  
場 所: 神戸国際会議場(神戸市中央区港島中町6-9-1(ポートアイランド))
 
テーマ: アジア太平洋地域における地球環境問題への挑戦 ~科学の立場から~
 
プログラム:

  セッション1 10:00~
   「APNと地球環境問題」    樋口敬二(APN科学企画グループ共同議長)

  セッション2 10:50~
   「地球環境問題の展望」	
    ・地球規模の展望」
          Jill Jaeger(IHDP)
    ・アジア太平洋地域の展望
          J. Evans(アジア開発銀行)
    ・日本及び兵庫県の展望
          天野 明弘(関西学院大学)
          (注)IHDP=地球環境変化の人間社会的側面国際研究計画

 〔昼食・休憩〕

  セッション3 14:00~
   「地球環境変化の原因と影響:アジア太平洋地域におけるケーススタディ」
    ・東南アジアにおける土地活用・被覆変化
          Daniel Murdiyarso (東南アジア地球変動・陸上生態系研究所)
    ・南アジアにおける大気の変化
          A. P.Mitra     (インド国立物理学研究所)
    ・太平洋諸国における沿岸域と内水の変化
          Patrick Nunn   (フィジー南太平洋大学)
    ・東アジアにおける気候変動と可変性
          符  淙斌    (中国科学院大気物理研究所)

  セッション4 16:10~   「まとめと質疑応答」
          Roland Fuchs(START)及び全発表者
          (注)START=地球変動に関する分析、研究、研修システム

 通 訳: 日英同時通訳つき

 参加費: 無料

 申込方法:住所・氏名・所属・電話番号を明記のうえ、郵便・FAX又はEメールにて
      APNセンターまで申し込み

 申込締切:10月13日(水)
 APNセンター
    〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-1
          国際健康開発センター(IHD)ビル5F
          TEL:078-230-8017  FAX:078-230-8018
          Eメール:info@apn.gr.jp
          ホームページ:http://www.apn.gr.jp

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課研究調査室
室 長 :森 秀行(内線6743)
 補 佐 :水野 理(内線6746)
 担 当 :外山洋一(内線6747)