報道発表資料

この記事を印刷
2014年10月07日
  • 大気環境

平成26年度環境技術実証事業 有機性排水処理技術分野における実証対象技術の選定について(お知らせ)

 平成26年度環境技術実証事業(有機性排水処理技術分野)について、今般、実証機関である一般社団法人 埼玉県環境検査研究協会により実証対象技術が1件選定され、環境省がこれを承認しました。

 本年6月12日(木)から実証対象となる技術の募集を行っている、平成26年度環境技術実証事業 有機性排水処理技術分野について、1件の技術の応募がありました。

 応募のあった技術について、実証機関である一般社団法人 埼玉県環境検査研究協会は、形式的要件、実証可能性、環境保全効果等を考慮の上、技術実証検討会での検討・助言も踏まえ実証対象技術として選定し、環境省もこれを承認しました。今般選定された実証対象技術の概要は、下表のとおりです。

 今後、実証試験計画に沿って、実証試験を今年度末まで順次実施し、実証試験結果報告書(公表予定)を取りまとめます。

実証対象技術

実証申請者名

遠心分離方式搾油機「レノバティ」

有限会社

ウィンダム

 

 なお、今年度の実証対象技術は、11月28日(金)まで引き続き募集を行っております。

 募集内容につきましては、本報道発表(https://www.env.go.jp/press/index.php)の関連情報『過去の報道発表資料』をご確認ください。

※ただし、上記受付期間内であっても、応募件数の状況によって、募集を終了する場合があります。その場合は、環境省の発表等をもってお知らせします。また、技術の内容によっては、申請時期との関係により年度内の実証試験の完了が困難として、申請をお受けできない場合もありますので、あらかじめご了承下さい。

<問い合わせ先>

一般社団法人 埼玉県環境検査研究協会 実証事業事務局 担当:野口、鈴木

〒330-0855 埼玉県さいたま市大宮区上小町1450番地11

TEL:048-649-1151(内線:341・333) FAX:048-649-5493 

E-mail:news@saitama-kankyo.or.jp 

URL:http://www.saitama-kankyo.or.jp/

(参考)

 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証します。

 これは、環境技術を実証する手法・体制の確立を図ることにより、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を図ることを目的とするものです。(https://www.env.go.jp/policy/etv/)

 有機性排水処理技術分野では、厨房・食堂、食品工場等からの有機性排水を適正に処理する排水処理技術(装置、プラント等)について実証試験を行います。実証試験は、総合的な排水処理技術のほか、油などの特定の汚濁物質の除去を目的とした排水処理技術、汚泥に関する技術など幅広い技術を対象としています。

 本分野に係る実証試験要領は、環境省環境技術実証事業ウェブサイトの各技術分野の実証試験要領のウェブページ(https://www.env.go.jp/policy/etv/system/page_3.html)をご参照ください。

連絡先
環境省水・大気環境局総務課
環境管理技術室
直通 :03-5521-8297
代表 :03-3581-3351
室長 :中谷 育夫(内線6550)
室長補佐:服部 和彦(内線6551)