報道発表資料

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2014年09月25日
  • 保健対策

第69回国連総会サイドイベント"The Minamata Convention on Mercury: Towards its early entry into force and effective implementation"(「水銀に関する水俣条約:早期発効と効果的な実施に向けて」)の結果について(お知らせ)

 水銀に関する水俣条約の早期発効及び効果的な実施を推進するため、日本は、ウルグアイ、スイス及び米国とともに第69 回国連総会期間中の9月24 日(水)、国連本部(ニューヨーク)において、同条約への署名・締結を促進するサイドイベントを開催しました。我が国から望月環境大臣が出席し、主催国としてステートメントを行いました。また、水俣条約について、16カ国が署名し、5カ国が締結しました。

1.日程・会場

・ 平成26 年9 月24 日(水)13:15~14:30、於:国連本部ビル内会議室7

  

2.イベントの目的

・ 水銀に関する水俣条約への署名及び締結の促進
・ 水俣条約は、昨年10 月の外交会議(熊本市、水俣市)から1年間(~本年10 月9 日)、国連本部で署名のために開放されている。本イベントは、署名開放期限まで残り1ヶ月と迫る中、各国の代表が一同に会する国連総会の機会を捉えて条約署名及び締結を促進するもの。

    

3.主催国

  日本、ウルグアイ、スイス、米国

 

4.内容

・ 主催国及びUNEP によるステートメントに続き、各国の代表が条約に署名を行った。その後、出席の各国及び国際機関等から条約の早期発効と、条約に基づく世界の水銀対策の実施の重要性と、そのための協力を推進していくことが確認された。
・ 望月環境大臣よりステートメントを行い、途上国への支援の重視とともに、我が国として世界をリードする水銀対策の実現に向けた準備を着実に進めることを表明した。

   

5.成果

・ 今回のイベントにおいて、以下の16カ国が水銀に関する水俣条約への署名を行った。また、5カ国が条約を締結(批准書等の寄託)した。
・ この結果、本イベントの終了時点で水俣条約の署名国(署名の後、条約を締結した国を除く)は118カ国・地域となり、締約国は、既に締結している米国を合わせて6カ国となった(条約は50カ国が締結して90日後に発効)。

  
<本イベントにおいて署名等を行った国(アルファベット順)>

・ 署名国(16カ国)

ベラルーシ、カメルーン、クロアチア、ガーナ、ギニアビサウ、ホンジュラス、韓国、リベリア、マレーシア、モナコ、モンテネグロ、ポーランド、ロシア、スーダン、シリア、トルコ


・ 条約締約国(5カ国)

ジブチ、ガボン、ガイアナ、モナコ、ウルグアイ

 

以上

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8261)
課長  :森下 哲 (内:6350)
課長補佐:上田 健二(内:6353)
係長  :金子 元郎(内:6356)
担当  :和田 直樹(内:6356)