報道発表資料
第32回国土開発幹線自動車道建設審議会が、平成11年12月24日(金)午前10時より内閣総理大臣官邸大ホールにおいて開催され、整備計画に格上げされる区間等につい
ての審議がなされた。
環境庁長官は、当該審議会の委員として、環境保全の観点から発言した。
環境庁長官は、当該審議会の委員として、環境保全の観点から発言した。
1.主な審議内容
(1)新たな基本計画:1区間12km
路線名 | 区間 | 延長(km) |
---|---|---|
近畿自動車道 | 名古屋市中川区~愛知県海部郡飛島村 | 12 |
(2)新たな整備計画:4区間102km
路線名 | 区間 | 延長(km) |
---|---|---|
北海道横断自動車道 | 北海道余市町~北海道小樽市 | 24 |
近畿自動車道 | 和歌山県白浜町~和歌山県すさみ町 | 24 |
東九州自動車道 | 福岡県椎田町~大分県宇佐市 | 28 |
東九州自動車道 | 大分県蒲江町~宮崎県北川町 | 26 |
(3)ジャンクション、インターチェンジの追加等:6カ所
2.環境庁長官発言の概要
(1)今回の新規基本計画区間については、今後の整備計画策定に当たって、環境保全の観点から、今後大気、騒音などに関して、十分な追加調査、検討を行うこと。
(2)今回の整備計画区間については、今後、事業の実施に際して、環境の保全に十分配慮し、特に先般、環境影響評価法に基づき、環境庁長官として意見を述べた区間に ついては、その意見を踏まえ、適切に対処すること。
(3)これらの区間を含め今後の国土開発幹線自動車道の計画の具体化に当たっては、地球温暖化防止の観点から、二酸化炭素の排出削減に向けて、また、生物多様性保全 の観点から、希少な野生動植物などの保護について、十分配慮すること。
3.環境影響評価法に基づき環境庁長官意見を述べた区間
路線名 | 区間 | 延長(km) | 長官意見提出日 |
---|---|---|---|
北海道横断自動車道 | 北海道余市町~北海道小樽市 | 24 | 平成11年11月1日 |
近畿自動車道 | 和歌山県白浜町~和歌山県すさみ町 | 24 | 平成11年10月15日 |
東九州自動車道 | 福岡県椎田町~大分県宇佐市 | 28 | 平成11年10月15日 |
東九州自動車道 | 大分県蒲江町~宮崎県北川町 | 26 | 平成11年10月15日 |
添付資料
- 連絡先
- 環境庁企画調整局環境影響評価課環境影響審査室
室 長 :小林 正明(6231)
審査官 :福本 幸造(6232)